Vostro470 の電源を交換してみよう – 玄人志向 ATX 電源 KRPW-SS600W/85+
Vostro470 の電源容量をアップすることに
Windows のデスクトップ機は DELL の Vosto470 ミニタワーをメインに使っています。
購入時にビデオカードをカスタマイズしなかったので NVIDIA の GT620 が付いていたのですが、こちらを別のカードに替えることになり、純正では電源容量が不足するので容量をアップすることにしました。
今回は「苦労と試行」でお馴染みの玄人志向の 600W 電源を選んでみました。
純正電源
DELL のデスクトップ機はだいたい電源がギリギリで、この Vostro470 も例外ではありません。今までは買う時に一番大きな容量が付くようにオプションを選んできましたが、この機種は 350W が MAX になっているようです。
今回交換するビデオカードは 500W 以上の電源が推奨されるものなので、カードと一緒に電源の交換も必須となりました。
3 年保証がついています
私は自作とかはしませんし、パーツ自体あまり詳しくないので、電源ユニットは取り付けたらトラブルでもない限り特に気にしないで使います。そこで、今回はリーズナブルで信頼性と出力の安定した機種を選びました。中身は定評のある Seasonic 社の OEM 製品のようです。
購入した電源の品番は末尾に /A が付いているものですが、パッケージには記載がありません。公式サイトによると出荷時期によって違いがあるそうです。
耐熱 105℃のコンデンサーを使用するなど耐久性が向上している電源のようで、保証期間が 3 年間という長期になっています。また、80PLUS BRONZE を取得しており、高い効率で発熱が少ない製品です。
パッケージ開封
本体のボディはシルバーです。PC が透過ケースの場合は黒い方がかっこいいと思いますが、Vostro470 のケースは中が見えない普通のケースなので何色でも同じです。
パッケージ内容
本体の他に AC ケーブル、取り付け用のビスが付属しています。マニュアル類はありません。
ファン
12cm の大型のファンがついています。ボールベアリング支持のファンで長寿命設計となっています。ファンコントロール回路が搭載されているので静音性と冷却性を両立しています。
背面
通気の良さそうなメッシュになっています。純正より開口部が広く、電源スイッチも備え付けられています。
Vostro470
電源ユニットは上にあります。四本のビスで固定されている一般的なもので、交換作業はとても楽です。
同じサイズ
数年前の DELL の PC の電源は、規格が違うので気軽に交換することができないこともあったようですが、Vostro470 は市販の電源とそのまま交換することができます。
仕様
コネクタはたくさん付いていますが、分かりにくいのでパッケージの画像を掲載します。ファンコントロール機能の詳しい動作グラフも掲載されていますね。
※このパッケージは修理の際に使用するので捨てないようにとも書いてあります。
取り付け
ケースへの設置はスムーズに行えますが、ケーブル量がそれなりにあるので、ケースによっては取り回しに頭を使いそうです。
電源に余裕が出来ました
350W から 600W へ大容量化し、余裕ができました。負荷がある程度かかっても今までよりずっとマージンがあるので静音で安定した動作が期待できると思います。
電源ユニットのアップグレードが終わったので、引き続きビデオカードの換装を行いたいと思います。
現在はさらに大容量化
あれからVostro470はSSDやグラフィックボードなど、いろいろとパーツを交換し、現在はWindows10環境で快適に使用しています。電源ユニットはオウルテック社の850Wのものに換装しました。光学ドライブとのクリアランスがかなりギリギリとなりましたが、フルモジュラーケーブルのお陰でスッキリとした取付が出来ています。3年保証もあるのでまだまだ現役で行けそうです。