UQ WiMAXのTry WiMAXを試してみよう

2019年5月21日

Try WiMAX

Try WiMAXをレンタルしてみました 

以前からモバイルでのWi-Fi環境が気になっており、数日無線LAN環境のない所に出かけるのでUQコミュニケーションズのWiMAXを試してみることにしました。

ネットから簡単に申し込め、2日後に自宅に届きました。申込時にはクレジットカードを登録する必要がありますが、期日内にきちんと返却を行えば完全に無料でレンタルすることができます。

レンタル一式は再利用可能な専用のパッケージで届き、マジックテープ部分は剥き出しなので輸送中に引っかかって開いたりしそうですが、かなりしっかり留められています。

WiMAXからのメール

レンタル期間は15日間

レンタルに関する通知はメールで細かく送られて来ます。Try WiMAXのレンタル期間は15日間となっていますが、発送から返却の日数を含んでいるので実際に使用できる期間は数日短くなります。

未返却だと登録したクレジットカードで数万円が決済されてしまうので余裕を持って返却しましょう。

WiMAX Speed Wi-Fi NEXT W04(クレードルセット)

W04をレンタル

レンタルできる端末は何種類もあり、申込時に機種を選べますが人気の機種は在庫がないときが多いです。今回は「WiMAX Speed Wi-Fi NEXT W04(クレードルセット)」という機種をレンタルすることが出来ました。

こちらの機種は下り最大758Mbpsの高速通信に対応しています。

W04のクレードル

クレードルセット

Try WiMAXでは機種によっては本体だけでなくクレードルとのセットをレンタルすることができます。

持ち歩いて使う時には特に必要ではありませんが、宅内のネットワークとして利用する場合はクレードルがあると便利なのでクレードルセットをレンタルしてみました。

クレードルとそれに取り付けるACアダプターはUSB Type-Cの規格になっています。

同梱物

同梱物

取扱い説明書やキャンペーンの広告の他に佐川急便の送り状が同梱されています。着払いなので返却時に費用がかかることもありません。

通信モード設定

まずは通信モード設定

レンタルした端末が届いたら、まずはリセットするように指定されています。その後各種設定を行いますが、まずは通信モードを設定します。

通信モードは契約によっては別料金だったと思いますが、レンタル中はハイスピードプラスエリアも無料で利用できるようです。

通信モード

ハイスピードとハイスピードプラスエリア

2つの通信モードの違いは「ハイスピードモード」だとWiMAX2+のみに接続し、「ハイスピードプラスエリアモード」ではエリアに応じてWiMAX2+と4G LTEに自動で切り替わります。

無料なので試してみましたが、WiMAX2+が圏外になるエリアでも4G LTEの接続が確立できれば通信が可能になります。また、その際はHS+Aと表示されます。

ハイスピードプラスエリアは通信制限が厳しいので、なかなか使いどころが難しいかと思います。

5GHzはDFSチェックがあります

子機と接続する帯域は2.4Ghzと5GHz両方が使用できますが、どちらか一方を選択する必要があります。5GHzを選択した場合、屋外でも使えるW56も利用できますが、レーダーとの干渉を調べるDFSチェックが1分間行われます。

エリア

WiMAX2+のサービスエリア

今回は銚子方面へのお出かけとなりました。行動範囲に圏外エリアがあるものの、ほとんどカバー出来ているのでスマホのパケットを使わずに済みそうです。

通信速度

5GHzと2.4GHzの通信速度

接続速度のベンチマークをiPhone Xのアプリで測定してみました。

同じ所で連続して計測しても、測定結果には結構幅が出たので平均的なものを選んでみました。速度に関しては公表値には及ばないものの、日常で使う分には十分なものが出ていると思います。

息子のSwitchでも快適にゲームができているようです。ヘッドセットを繋いで学校の友達とボイスチャットをしながらフォートナイトをプレイしていましたが、私の子どもの頃に比べるとずいぶん未来になっていますね。

クレードルにセット

クレードルに装着

本体の側面にUSB端子があるのでクレードルには横向きで取り付けます。この際に自動で表示が横に切り替わります。屋内で使う場合はクレードルはとても便利ですね。

クレードルのコネクター

クレードルの端子

給電用のUSB Type-Cとネットワーク端子が配置されています。

有線接続することで各種モードでの動作が行えますが、今回は他にネットワーク環境もありませんし、全て無線で接続するのでその辺りの機能は使っていません。

複数台接続

複数台接続でも安定動作

上の方に接続台数が表示され、この機種の最大接続数は10台とのことです。

8台接続してみましたが、特に不安定になることもありませんでした。もっとも接続台数が多いほど速度が低下するので、環境によっては複数台での動画鑑賞などはきついのではないかと思います。

エクステンダーと併用

ワイヤレスエクステンダーでさらに便利に

W04でのWi-Fi使用は2.4GHzと5GHzの排他使用となりますが、ワイヤレスエクステンダーを上手く使うと高速な5GHzを使いつつ、Nintendo 3DSのように2.4GHzしか対応しない機器もネットに参加させることができました。

3DS画面

動作も問題なし

設定がちょっとややこしかったのですが、W04を5GHzで動かし、ワイヤレスエクステンダーで2.4GHzを拡張してみました。

ゲームプレイはもちろんのこと、ソフトウエアのダウンロードなども無事に行えました。ただし、少し接続が不安定で、W04とワイヤレスエクステンダーが同室にないと接続が切れてしまいました。

通信量

通信量と接続制限

W04は通信量を表示させることができます。WiMAXには通信制限がかかることがあり、3日間での合計データ量が10GB以上の場合に速度制限がかかります。

制限は翌日の夕方から深夜にかけて行われ、1Mbps程度の通信速度に落ちるようです。2日目で6.58GBなのでこの調子で使うと制限がかかりそうです。

佐川で返送

平日しか返却できない模様

佐川急便はコンビニでは荷物を送れないので営業所に持ち込むか、集荷に来てもらいます。

金曜日の午前中に集荷に来てもらい、翌日配送のエリアでしたが配達完了日が月曜日になっていたので土日は返却の窓口は開いていないようですね。

今回のTry WiMAXは屋外でのWi-Fi環境構築の便利さがとてもよく分かりました。WiMAXを検討されているなら一度試してみることをオススメします。