HP Pavilion dv7/CTのHDDをSSDに換装してみよう
HP Pavilion dv7のモッサリ感を何とかしたい
このHP Pavilion Notebook PC dv7/CTは2010年に購入したもので、届いたら初期不良で即交換という曰く付きのノートPCです。
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ここ数年使わずにしまってあったのですが、リビングでの作業用にこのPCを復帰させようと思い、いろいろ確認していたところ動作のモッサリ感がとても気になりました。
OSは購入時のWindows 7 Professionalからアップグレードしていないので特に負荷が増えているわけでもないですし、よく考えてみると当時からこの位の速度だった気もしますが、今使っている他のMacやPCに比べると反応がとても遅く感じます。
どうしようか考えていたところ、ちょうどSSDが1基余っていたので換装してみることにしました。
WDのSSDを装着
WD社の500GBのSSDを装着することにしました。
WDS500G2B0Aというモデルで今年の7月にMac用にAmazonで購入したものですが、予定が変わって積んでおいたものです。
このPavilion dv7は17インチの画面を持ち、2.5インチのHDDを2基積んでいる面白巨大PCで、HDDはそれぞれ500GBの容量があります。SSDも500GBと同容量なのでそのまま複製できて楽ですね。プラスドライバー1本で終わる簡単な作業です。
クローンスタンドで楽々複製
Windowsの起動ドライブの複製はEase USのソフトウエアを使うのが一般的なようですが、今回は上手く行かなかったのでクローンスタンドを使いました。
取り外したHDDと新しいSSDをクローンスタンドに差し込んで、クローンボタンを押すだけで複製が行えます。いつもこの時に複製元と複製先を間違えそうでドキドキします。
今回は同じ容量のドライブなので、複製後にPCに取り付けるだけで作業完了です。出かけている間にセットしておき、帰って来たら作業が終わっています。
リカバリー領域も含め、丸ごと複製されました。起動も問題無く、何事もなくスムーズに立ち上がりました。
ベンチの結果
BIOSでのSSD絡みの設定は見当たらなかったので、単純にドライブが変わっただけの環境です。
ベンチだけでどうこう言うつもりもありませんが、数値が大幅に向上しています。起動も速く、操作のモッサリ感も解消され、今後しばらくは十分なパフォーマンスを持ったPCとして使えそうです。
ついでにエクスペリエンスインデックス
プライマリハードディスクの項目がHDDの時の5.9から7.6まで向上しました。そのためグラフィック性能の低さが目立つようになりましたが、ゲームや3Dなどの重たいソフトは使わないので問題なさそうです。
今考えるとこのPCもWindows10にアップグレードしておけば良かった気がします。
今度は熱問題発生
せっかくドライブが新しくなったので、環境を再構築しました。
再セットアップが終わり、しばらく使っているとCPU温度がオーバーヒート寸前まで来てしまいました。
この問題をこれから解消していきたいと思います。