SHARP LED電球 DL-J40AL
待望の E17 口金
ラバトリーのミニクリプトン球が切れてしまいました。
我が家の電球のほとんどは電球型蛍光灯に替えましたが、ダウンライト系はサイズの関係で交換することができません。
最近流行ってきた LED 電球ですが、ミニクリプトン球サイズで口金が E17 になっているものが発売されるようになってきました。
LED 電球はいわゆる発光ダイオードで、電気代の安さもさることながら、ON・OFF の繰り返しにも強く明るさの立ち上がりも蛍光灯より優れています。
価格がネックですが試しに 1 つ交換してみることにしました。
ヨドバシで購入です
この LED 電球は今日発売のシャープの商品ですが、当日届けてくれました。電球 1 つでこの梱包は申し訳なくなりますね。
電球色を選択
今回購入した DL-J40AL は電球色となります。昼白色もあり、そちらのほうが明るいのですが他の照明の色と合わせたかったので電球色を選びました。
口金は E26 になりますが、最上位モデルは色温度の変更や明るさの調整が付属のリモコンで行えるというものすごい仕様になっています。
カバーはガラスではなくポリカーボネートっぽい感じなのですが、どこにも記載がないのでうかつなことは書かないでおきます。
また、うちにはありませんが調光器対応です。
ミニクリプトン球と比較
全長 67mm と、クリプトン球とほぼ同じなので今までサイズの関係で使えなかった場所にも使うことができます。
消費電力は 4.5W と格段に低いのですが、明るさはクリプトン球の 60W に対し全光束で 25W 相当、直下照度でも 40W 相当とかなり暗くなります。
電球で一番大きな白い部品は放熱用のヒートシンクで結構重たいです。このため光の面積が少なくなりますので真下を向いて取り付けるタイプの照明ではない場合、かなりの明るさダウンとなります。
ラバトリーの照明として
匠がどんな設計をしたのか謎ですが、ラバトリーの照明は 2 系統あります。
点灯している 2 灯の照明は電球型蛍光灯に置き換えることができましたが、ダウンライトは今までは無理でした。
2 灯のほうを常用すればいいのですが、こちらのスイッチはラバトリーの奥にあるという謎仕様なので、どうしてもスイッチが廊下にあるダウンライトを使う頻度が高くなります。
この照明は横向きになります
ダウンライトは横向きなので今までの電球型蛍光灯では取り付けることができませんでした。LED のパフォーマンス次第では家中のクリプトン球を置き換える予定です。
装着してみましたが何だかイヤな予感が……
取り付け完了です。
やはりヒートシンクがついているので反射板の半分は光が回り込まない気がしてきました。
イヤな予感的中
ヒートシンクにより光が遮られてしまうのでかなり暗くなってしまいました。横向きの照明では使えそうにありません。背後霊が映るくらい反射鏡を鏡面仕上げにすればもう少しマシになるかもしれませんが……
ちなみに電球色ですが、今までついていたものよりは色温度が高めです。
残念ながら我が家では難しいです……
仕方がないので 2 階の廊下の照明に移設してみました。こちらのリフレクターはラバトリーよりは反射度が高く電球の角度も下側になっています。
ここなら大丈夫かと思ったのですが、やはり光量的に厳しい感じです。ここは 2 つのダウンライトが設置されているのですが、比較するとかなり暗い印象です。妻は片側が切れていると思ったと言っていました。
多少暗くなる覚悟はあったのですが、ここまで暗いとちょっと我が家では難しいです。メインの照明として E17 規格品を使うなら、多灯式で真下を向いて取り付けられるようにしないと難しいですね。
横向き用に L 型のアダプタなどがあればいいのですが……
結局 LED の「虫が集まる波長を出さない」という利点から、ウッドデッキの照明に使うことにしました。今回は残念なことになりましたが、E26 規格の方は今回とは条件が違うので今の電球型蛍光灯が切れたら試してみたいと思います。
2012 年までに白熱電球の生産が順次打ち切られていく予定なので、早く技術が進歩してほしいところです。日本の技術革新を邪魔するあの仕分人はさっさと自分が仕(略
追記:2010/04/26
ダイニングに付けてみました
ダイニングの照明は電球型蛍光灯を 2 灯使用しています。片側が切れてしまったので新たに電球型蛍光灯を買い求めてきましたが、ついでに LED 電球の下向きの場合のパフォーマンスを調べてみることにしました。あくまで目視の主観ですが……
写真右側が LED 電球で、写真だと明暗・拡散の差が出ていますが実際の使用ではそんなに違いがわかりませんでした。今回は既に電球型蛍光灯を購入してしまいましたが、真下に向けることのできる照明の場合は、E17 口金の小さな LED 電球も十分交換の候補になりそうです。
立ち上がりの比較
LED 電球と電球形蛍光灯の点灯直後の違いです。同時にスイッチがオンになっていますが LED 電球は明るさの立ち上がりが早いですね。