ハリヤのチェーンオイルの耐水性を上げよう – フィニッシュライン クロスカントリー ウェットルーブ

フィニッシュライン クロスカントリー ウェットルーブ

自転車のチェーンオイルを変えてみることに 

ハリヤのチェーンオイルはフィニッシュライン社のテフロンプラスドライルーブを使っていますが、雨の日の通勤などでは片道で油脂が流れてしまい潤滑が上手くいきません。

もう少し粘度の高いオイルを探してみたところ、同じメーカーからクロスカントリーのチェーンオイルがラインナップされているのを見つけたのでさっそく試してみることにしました。自転車のクロスカントリー競技では川を渡ったりするらしいので、通勤の雨程度なら余裕だと思いますので……

ボトルタイプのものもありますが、スプレータイプを選びました。

シトラスチェンブライト

ついでに 

送料無料の金額にしたかったので、消耗品をいくつか購入しています。こちらはチェーン掃除用のシトラスチェンブライトです。こちらは 2 本購入です。

店頭で売っているのを見たことがないですし、あったとしても多分定価なので、こういったときにまとめ買いしておくとお得かと思います。

チェーンギャングの替えブラシ

ついでに – 2 

こちらはチェーン掃除用のチェーンギャングの替えブラシです。バルビエリと違い耐久性はありそうなのですが、ブラシが 1 つでも壊れると掃除ができなくなるのでついでに購入しておきました。ブラシとスポンジの一式が入っています。

これで送料無料になります。

まずはチェーンのお掃除

とりあえずチェーンの掃除を 

汚れたチェーンに注油しても勿体無いのでまずはチェーンを掃除することにします。掃除に関してはチェーンギャングのエントリーをご覧ください。

掃除後

掃除終了 

今回も真っ黒になりました。ブラシの方はまだまだ使えそうです。

この後汚れたチェンブライトをウエスに染みこませてゴミ袋に入れた後、チェーンギャングは水洗いしておきます。ブラシに薬剤がついていると劣化が早まると思うので、なるべく使い終わった後は流しておくのがいいと思います。

注油

注油してみます 

クリーナーを良く拭き取って、チェーンを軽く乾燥させた後にウエットルーブを注油してみます。写真だと分かりにくいかもしれませんが、若干緑色のオイルが出てきます。缶のカラーがグリーンなのはそのせいですね。

メーカーの説明では以下の通りです。
フィニッシュライン社公式サイト – 潤滑剤のページより引用

超強力で、水にも泥にも塩分にも強く、潤滑性、防錆性、耐久性が長時間持続する潤滑剤です。悪条件下のレース、過酷な長距離ツーリングの強い味方です。塩分を含んだ潮風の吹く海岸部で、その性能は実証されています。このヘビーデューティーなウェット系潤滑剤は、潤滑と保護にかけてはこれ以上のものはありません。

見た目は今まで使っていたドライルーブよりチェーンオイルっぽいです。カートやバイク用みたいですね。バイク用と言えば、高校生の頃私の兄がバイク用に使っていた PJ-1 を自転車のチェーンに注油して、あまりの重さに泣いたことがあります。しかも黒いオイルなのでズボンの裾が大変なことになったというおまけ付きでした。

テフロンドライルーブ

今後はフロントフォーク用として 

ドライルーブは今後はフロントフォーク用になります。週一のペースで注油していますが、スプレー缶も残っているので使い切るのが大変な気がします。

注油後

注油完了 

粘度が高いのでこんなテカテカな感じになります。埃や汚れは付きやすくなりそうですが、潤滑性能を重視したいので許容範囲です。

何回か通勤してみましたが、チェーンの潤滑に関してはかなりの改善が見られました。ドライルーブを使っていた時より明らかに滑らかです。フリクションロスがかなり少なくなったようで、ペダルを漕ぐのが気持ちよくなりました。

また、ハリヤはギアが多いのが理由なのか意外とうるさいのですが、メカニカルノイズもかなり軽減されたようで、モーター音以外はとても静かに走れます。

カバーが無くなってしまいました

ありがたいチェーンカバー 

ハリヤはチェーンカバーが付いているの、でチェーンオイルが汚れやすいものでもズボンの裾が汚れる事はありません。こういう点もハリヤは通勤向きですね。

いい加減クランクのシートを剥がそうとクランク部分に目をやると、クランクキャップを紛失しているのを見つけました……

アマゾンでは売っていないようなので、今度自転車屋さんに行って頼んでこようと思います。

雨の日走行後

雨の日の通勤でも大丈夫でした 

見た目はかなりドロドロですが、油脂が切れることもなく快適にペダルを漕げました。ハリヤで雨の日も走られる方にはおすすめのチェーンオイルだと思います。