Panasonic ハリヤ BE-ENH67
電動アシスト自転車にしました
去年の春から自転車通勤をしていますが、5 年乗ったブリヂストンの MTB であるメリダからパナソニックのハリヤに乗り換えることにしました。
カラーバリエーションはブラック・シルバー・ブルー・レッドの四色があり、私はシルバーにしました。
最初は 2 ~ 3 日で届く予定でしたが、かなりの人気車種らしく結局 1 ヶ月弱待つことになりました。
快適通勤仕様に
ハリヤは 26 インチのクロスバイク風な電動アシスト自転車です。
最初は次に買い換える自転車は GIANT の GLIDE R-1 か TREK の 6000 あたりにしようと思っていましたが、残業で遅くなったときに向かい風の上り坂で泣きそうになったことが何度もあったので、電動アシスト自転車も結構いいかもと思うようになりました。
速く走るには不向きですが、楽にチンタラ走りたかったので電動アシスト自転車に決定です。
購入は通販でも別に良かったのですが、今後息子の自転車や妻用の電動アシスト自転車を購入するときのメンテナンスなどを考えて、地元の自転車屋で購入することにしました。
息子の散歩がてらに妻と一緒に行ったのですが、息子が飽きる前にさっさと買ってくるように妻に言われたので値引き交渉などはしませんでした。それでも価格は通販とほとんど一緒でオプションもお安くしてくれましたし、メリダの無料引き取りもしてもらえました。
出力 250W の 直流ブラシレスモーター
ハリヤの心臓部に当たるモーターです。去年からアシストの基準が変わりまして、低速域でのアシスト量が増えました。
250W といえば自転車慣れしている人が長時間出せる出力よりも大きいとされています。ハリヤは GLIDE R-1 などのクロスバイクよりも 7kg ほど重いのですが、その重量でこの出力を得られるならば納得の重量増です。
ただし、アシストが切れる速度域になるとただの重たい自転車になりますので、その速度域以上を常用したい場合は、電動アシスト自転車は向いていないですね。(ネットでは平地なら 30km/h 以上で巡航可能という方がいらっしゃるのですが、それだけ走れれば軽いクロスバイクにでも乗れば坂でもアシストいらないと思います。)
アシスト量を決めるセンサーは非接触式なので、バッテリー切れの時も極端に重くなったりしません。試しにアシスト OFF で近所を走ってみましたが、それなりに走ることが可能でした。
シマノの 7 段変速
ハリヤの変速機は後ろだけの外装 7 段変速です。
スポーツタイプの電動アシスト自転車の変速機は、パナソニックは外装でブリヂストン(ヤマハ)は内装になっています。
ハリヤの場合はスプロケットを交換してもっと高い速度域を狙うことも可能らしいですが、違法改造になってしまいます。
この部分の改造は何かあったときに保険が下りない可能性大なので、私はやめておきます。
電動自転車なのでスイッチがあります
ハンドル左側にメインスイッチがあります。ライトは電源オフの状態でも点灯可能になっています。
アシストモードは 3 つありますが、全体的にアシストが弱めのエコモードは使わずに、常に「強」のパワーモードか、平地だけ「中」で後はパワーモードと一緒のオートマチックモードを使うことが多いと思います。
同じパナソニック社のジェッタ—という電動アシスト自転車には、サイクルメーターが標準装備されていますが、このハリヤにはついていません。
ワイヤレスのものは誤動作するそうなので、ワイヤードのメータを購入してきました。
前カゴを装着
純正オプションの前カゴです。かなり浅いので積載量は少なめです。取扱説明書には 2kg までと書いてあった気がします。
ビニールコーティングされているので多少錆びにくいのが嬉しいですね。
自転車用のカゴよりは RIXEN&KAUL などの自転車用のカバンの方が格好いいのですが、会社帰りに買い物したりするのに便利だと思ってカゴにしました。
フロントブレーキはパワーモジュレータ付きの V ブレーキです。本当はディスクブレーキが良かったのですが、ハリヤには設定がありませんので仕方ありません。
リアキャリアを装着
こちらも純正オプションのリアキャリアです。渋い黒電着塗装となっています。
今のところ使い道がないのですが、とりあえず付けてみました。何かを挟む機能がついているんですけど、これは一体何を挟むのでしょうか……
後方の形状を見てみると、テールライトが付けられそうですね。結構暗い所を走るのでいいものがあれば付けてみようと思います。
通勤用ですからドロヨケは必須です
といっても雨の日は乗りませんけれど……
純正のドロヨケは鋼板のフルドロヨケと、樹脂製のショートドロヨケが設定されています。リヤキャリアと同時にはショートドロヨケは取り付けられません。
私はフルドロヨケを装着しています。
またハリヤにはフロントサスペンションが装備されています。私の通勤路は車道の速度がかなり速く、千葉だけにマナーもとても悪いです。
幸いほぼすべてのルートに自転車通行可能な歩道があるので、車道を走ることはほとんどありません。サスペンションのおかげで段差も快適です。
サスペンションはフロントのみとなっておりますが、リア側はサドルがサスペンションの役目を持っていますのでお尻も痛くありません。
※上の写真は変な場所にタイラップがついてますが、サイクルメーターを取り付けているところです。
充電器
充電器は結構大きいので置き場に困ります。
バッテリーを外して載せておくだけの簡単なもので、約 3 時間で充電完了です。会社での充電用にもう 1 つ購入しようと思っています。
ライト電源はバッテリー供給
電池を気にすることなく使用できます。純正 LED ライトは明るい歩道を走るには十分な光量ですが、私の場合はもう 1 灯必要な感じです。
付属のワイヤーロック
結構使いやすいです。カギはバッテリーロックのカギと一緒のものになります。
ハリヤには 3 年の盗難補償が付いていて、小売価格の 30% と組み立て工賃 4,200 円の負担で新しい車両が受け取れます。とはいっても、お世話にならないようにしたいものです。
5Ah リチウムイオンバッテリー
リチウムイオンバッテリーなので継ぎ足し充電ができます。カギはバッテリーを外すときに使用します。
このバッテリーでの走行距離はオートマチックモードで約 42km なので、私の通勤の場合は 2 往復くらいとなります。メーカー公表値どおりにいくわけはないのですが、アシストが効かない速度の場所も意外とあるので、多分大丈夫だと思います。
10Ah のバッテリも使用できるそうですが、しばらくはこのままでいきます。
チェーンカバーがついてます
もう裾をベルトで留める必要もなさそうですね。
自転車屋から自宅まで乗って帰ってきましたが、重いギアでゆっくり走るのがアシストを使って楽に走るコツのようです。一番重いギアでも軽すぎる感じなので、軽いギアを使うことは滅多にないと思われます。
しばらく通勤してみてレポートしたいと思います。
追記:2010/04/05
追記:2010/04/09