犬吠埼温泉 ぎょうけい館に行ってみよう – 3/3 – 日帰り温泉

2019年3月19日

日帰り温泉に 

犬吠埼温泉と名の付く温泉はいくつかありますが、ぎょうけい館も犬吠埼温泉が引かれている旅館です。廃業を除くと他に3つの施設で犬吠埼温泉が引かれているようです。

ぎょうけい館は老舗の旅館ですが、この辺りの温泉開発は1996年からなのでそれまでは温泉はなかったようです。

美味しい食事をいただいた後は日帰り温泉につかってみたいと思います。

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ぎょうけい館の一番奥に

長い廊下を歩いて一番奥まで行きます。

ここに太鼓の達人やエアーホッケーなどもあり、ちょっとしたアミューズメントスペースになっています。また、自動販売機も置いてあります。

トイレありません

トイレは階段を上がる前に

脱衣所やお風呂にはトイレがありませんので、階段を上がる前に用を済ませておきましょう。この案内の正面にトイレがあります。

プールもあります

今回は入っていないので詳しい事はよく分かりませんが、夏期は屋外プールも利用できます。海が一望できる素敵なプールです。

マッサージあります

もみほぐし

大浴場前のサロンの他に、客室でもサービスが受けられます。

スナックあります

スナック

夜間はカラオケの歌えるスナックもオープンします。飲み放題プランもあるようです。

展望風呂入口

温泉は階段を上がって入ります

お風呂へはエレベーターなどはないので杖を使うお年寄りには厳しいかも。

展望風呂と書いてあり、それぞれが「朝陽の湯」と「夕陽の湯」という名称がついてます。

入り口の360度

とりあえず撮影してみました。階段の下がスナックです。もみほぐしサロンもあるのかと思います。

大浴場とサウナの営業時間

営業時間

お風呂とサウナの営業時間です。朝は日の出からというアバウトな時間設定になっています。東側の海なのできれいな日の出が拝めそうです。

男湯の暖簾

男湯へ

上の子は私と一緒に男湯に、下の子は妻と一緒に女湯です。日によって入れ替わるかどうかはわかりませんでした。

古さは感じますが清潔感のある脱衣所です

ロッカーは鍵ありとカゴの2種類があり、鍵はいたってシンプルなものになっています。

アメニティはブラシとT字カミソリが置いてあり、タオルは受付で借りられます。

窓から犬吠埼灯台や銚子の海を眺めることもできます。

脱衣所・浴場内は冷水機などは見当たらなかったため、下の自販機で1本買っておいても良いと思います。

それではお風呂に

今日の男湯は私たちだけの完全貸し切り状態で、とてもゆったりできて良かったです。

温泉成分

写真をクリックすると大きなサイズの写真を別ウィンドウで開きます。

犬吠埼温泉は「黒潮の湯」と「潮の湯」の2つの源泉があり、ぎょうけい館は「黒潮の湯」が引かれています。

「黒潮の湯」はナトリウム塩化物強塩泉で、効能は神経痛、筋肉痛、慢性消化器痛、冷え性、疲労回復ほかとなっています。

犬吠埼観光ホテル

「潮の湯」温泉の犬吠埼観光ホテル

こちらは2014年に行ったもので、ブログをサボっていた期間なのでご紹介していませんでした。写真はたくさん撮っていますが、いまさら4年も前の話に需要があるとは思えないのでお風呂だけ少し紹介しておきます。

犬吠埼観光ホテルはぎょうけい館の近くにあるホテルで、この辺りの温泉開発の先駆けとなった施設です。温泉は「潮の湯」で浴槽は3つあり、個人的には歴代ベスト3に入る温泉です。

明るい浴場内

光がたくさん入り込むので浴場内はとても明るいです。夜はどんな感じなんでしょうね。かけ湯やシャワー設備はないので、お風呂に浸かる前にしっかりと洗い場で身体の汚れを落としましょう。

浴場内360度

浴槽は1つで木の扉がサウナの入り口です。

内湯

浴場内にある内湯は1つで温泉です。源泉が27℃のため加温されており、掛け流しではなくろ過循環式です。

お湯は桶だとあまり分からないのですが、少しだけ緑がかっているような気もします

。海と繋がったように見えるお風呂は景色抜群で良いのですが、窓がもう少しきれいだとさらに良かったと思います。窓の外は遊歩道が通っているので立ち上がると外からまる見えですので気を付けましょう。

オーソドックスなサウナ

サウナはオーソドックスなドライサウナで、温度計と砂時計だけのシンプルさです。小さいので人が多いと圧迫感が出てしまうかも知れません。

息子と一緒に温泉に入るようになってからは、一人でサウナには入れないのでとりあえず様子だけ確認して終わりです。

水風呂

水風呂は小さくて私と息子でいっぱいいっぱいです。知らない人とは距離が近すぎて入れないかも。また、水風呂なのに冷たくないという。

露天風呂

大変景色の良い露天風呂です。立ち上がると岩場からまる見えです。こちらももちろん温泉で、内湯よりぬるいので温冷浴ができますね。

夏場は虫がちょっとマイナスポイントです。こちらもろ過循環式です。

露天風呂の360度

ハイライトが飛んでしまっていますが、晴れた日は青い空が一面に広がり、開放感のある入浴ができます。

タオルの返却はこちら

アメニティの脇にあります。

今日は私たち以外は誰も利用していないようで、何だか部屋付きの家族風呂的に楽しめてしまいました。

麦湯のサービス

湯上がりは麦茶で水分補給

今日は昼過ぎに入浴したので麦茶のサービスタイムから外れてしまいました。なお、自販機には牛乳もあります。

先ほども書きましたが、脱衣所と浴場内は水分補給ができないのでサウナや長湯される方は事前に自販機で買うか、ここで大量に麦茶を飲んでいくことをお勧めします。

日帰りでも十分楽しめました

磯遊び・食事・日帰り温泉と、ぎょうけい館をたっぷり楽しめました。

ここは目の前が海なので車の騒音などもなく、静かにゆっくりと過ごせるとても良い旅館だと思います。

3つセット

お土産に

お土産は食べ物などではなく、ぎょうけい館の温泉の入浴剤を購入しました。

源泉を加工したものではなく温泉成分値を元にした入浴用化粧品で、硫黄が入っていないので風呂釜を傷めることもありません。

中身はクエン酸のような粒で無色透明のお湯になります。源泉とは効能が違うとは思いますが、ぎょうけい館に入ったイメージを思い起こせば家のお風呂でもプラシーボ効果炸裂でガッツリ温まれると思いますし、実際温まりました。