シバキープでお庭の雑草を抑えよう

2020年7月12日

シバキープ2使用時期

今のうちに雑草対策を 

基本的には雑草はテデトールを使っていますが、やってもやってもキリがないので化学の力を借りることにしました。芝生のメンテシーズンはまだ少し先ですが、雑草対策は今がベストタイミングのようです。

日本芝専用

芝生用の除草剤です

「シバキープ」は商品名がそのまま「ネコソギ」という、植物を根こそぎ枯らしてしまうタイプのものではなく、その名の通り芝生の中に生える一年生雑草や多年生広葉雑草に効くタイプの除草剤です。とはいえ西洋芝には効いてしまうようで、オーソドックスな高麗芝向けの製品となっています。

シバキープシリーズにはこちらのシバキープIIを始めとして、肥料も配合したシバキーププラスαやイデコンポ的なサッチ分解が行えるシバキープProというのがありますが、今回は雑草抑制が主目的なのでシバキープIIを選びました。

また、液体のシバキープ製品もいくつかラインナップされています。液体は即効性があるものが多いですが、中には雑草の抑制機能がない製品があったりと使い勝手が少し違うようです。

シバキープ2の特長

シバキープIIの特長

育ってしまった雑草には効果がないため、雑草の発生前もしくは初期に撒くことが大切です。

散布後は1週間から10日程で効果が出始め、約3ヶ月持続します。この為年間に3回散布すればいつもきれいな芝生が保てるようです。ちなみに4回以上の散布は禁止です。

シバキープIIは特定の雑草の代謝を阻害して枯らすという化学の力を持っており、根から吸収されずに土壌に残った成分も微生物が分解してくれるすごい除草剤です。シアナジン(トリアジン系)、メコプロップPカリウム塩(フェノキシ酸系)という2つの有効成分が除草と雑草の抑制に効果を発揮します。

使える広さ

シバキープIIは3つのサイズ展開

適用面積に応じて420g・900g・1.3kgの3サイズが展開されています。

うちの芝生だと1.3kgが1回分で丁度良いのでこちらを選んでいますが、大きい方が単価が安いのでしっかり3回撒く予定なら1回では余るとしても1.3kgを買って置いた方がお得な感じです。
1.3kgだけ箱入りパッケージです。

粒剤

粒剤です

商品名にも書いてありますが、シバキープIIは粒剤です。

地面にゆっくり浸透し、長期間雑草の抑制が期待できます。とてもサラサラして軽いので、風の強い日などは撒かない方が良いと思います。舞い散らず・地面への吸収を考えて散布後に軽く雨が降る(流されない程度)のが丁度良いのではないでしょうか。

パッケージ内容

開封

シバキープIIは袋に入っており、同梱品がいくつかあります。
ミニシバキープII的な紙箱が入っていますが、これは何でしょう。

散粒器

シバキープIIを撒く為の箱でした

ガチャポンでよく見るミニチュアのおもちゃではなく、シバキープIIの散粒器です。
側面に計量目盛りが付いており、底面に開いた穴からシバキープIIが散布される仕組みです。

シバキープIIの420gと900gはボトルタイプでキャップを開けると同じ様な穴があいているのでそのまま撒けます。

手袋

手袋

薬剤を素手で扱わずに済むように手袋が1双入っています。人体には影響が極めて少ないらしいですが、なるべく接触は避けたいものです。

スプレッダー使用

スプレッダーで撒くのが楽です

芝生の肥料だけでなく、融雪剤を撒くのにも便利に使っているハンディスプレッダーをシバキープII散布にも使いました。

このスプレッダーは少し高かったのですが物置に入れて直射日光や風雨に晒されなければ一生使えそうなです。

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散布後

撒いてみました

効果は3月後半には出始めるでしょう。写真の様なレベルまで育つと液体のシバキープをピンポイントに使うと効果的のようですが、まずはシバキープIIでどこまで出来るか試してみたいと思います。

葉の上にかかっていますが、これから雨なので良い感じに吸収されるでしょう。晴れの日が続く時に撒くと、念のため散布後数日は息子がお庭に出られずストレスがたまり、ピタゴラスイッチ的に私が妻に怒られてしまいますが、この点も雨なら丁度良いですね。