Vostro の HDD 増設

2020年7月24日

バルク品

Vostro の HDD を増設してみました。

純正の電源では容量が怪しいので予てから換装したかったのですが、Dell のスリムタワーの電源は交換可能な物が出回っていません。それなら外付けの HDD を接続すればよいのですが、速度的に USB では遅いので SATA の HDD をケースに入れて、マザーボード上の SATA と接続することにしました。

これなら電源は HDD ケースのものが使えるので安心です。 

HDD はバルクをドスパラで購入してきました。最初は広告の品を購入する予定だったのですが、案の定品切れだったので、Barracuda の 7,200rpm 32MB 500GB のものを適当に選んできました。品番は ST35000320AS とレシートに書いてあり、7,880 円でした。

ドスパラは随分前にバルクのメモリを購入したことがあるのですが、その時の店の雰囲気とはうってかわってとてもフレンドリーな店員さんでした。ヨドバシの 1F のソフト売り場にいるエキセントリックな店員の方が、かつてのドスパラ向きです。 

ケース

HDD ケースはヨドバシでコレガのものを購入しました。コレガのケースはこの間購入した物があるので 2 つ目になります。 

ブラケット

コレガのケースを購入した理由の 1 つに、このブラケットが付属している事が挙げられます。うれしいことに Low Profile 用のブラケットも付属していました。これを直接マザーボード上の SATA コネクタに接続するわけです。 

ケースに取り付け

HDD とケースの接続はスライドしてコネクタを接続させるだけで終わりです。

このケースは SATA の他に USB での接続も出来るタイプのもので、SATA だけの物もあるみたいですが店頭にはこれしか販売していませんでした。 

SATA

Vostro のマザーボード上には SATA1 から SATA5 までの表記がありますが SATA3 はプリントされているだけです。 

背面

PCI-Express のスロットの部分にブラケットを取り付けました。ブラケットは若干寸法がおかしく歪んでしまっていますが、頻繁にケーブルを抜き差ししないので、まぁいいでしょう。スロットが全て埋まったので Vostro の本体への拡張はこれ以上は無理になりました。 

後はケーブルを繋いで HDD をフォーマットすれば完了です。

HDD ケースは連動コンセントから電源を取っているのですが、SATA でも OS の認識は固定ドライブのようなので、電源の入るタイミングによっては PC に認識されないのではないかと思いました。そこで何度か起動・終了を繰り返してみたのですが、特に不具合は無さそうでスリープからの復帰も今のところ問題ありません。

当初はこの 500GB の HDD を新しいシステムドライブにする予定だったのですが、購入してきたソフトだとコピーは出来ても旧ドライブの容量でパーティションを区切ってしまうので、ドライブ丸ごと 1 つのパーティションで運用したいときは、新たにパーティションのソフトを買わなくてはいけないことが分かりました。もう面倒くさいので、また大容量の HDD を買ってきたときにクリーンインストールすることにします。 ついでに Vista も Ultimate にしようと思います。