SoftBank あんしんファミリーケータイ 204HW
母の携帯を新しくしました
008SH からの乗り換えです。204SH も考えたのですが、こちらの方が機能が絞られており母の使い方に合っていると思えるのでこちらを選びました。
売り場
ショップに行ってみると 204HW のコーナーがありました。一週間早く契約していればお父さんトートバッグが貰えたようです……
色はホワイトを
カラーバリエーションはホワイトとブラックの 2 色になります。ブラックは在庫が無いようなのでホワイトを選びました。
ショップは待ち時間が結構あるのでオンラインで購入する予定でしたが、オンラインだと取り扱っていませんでした。
204HW は HUAWEI の端末です。サイズは幅約 64mm × 高さ約 125mm × 厚さ約 11mm で重さは約 150g になります。
ディズプレイは 4 インチの TFT パネルで解像度は 800 × 480 のワイド VGA となり、表示色は 1677 万色という仕様です。
204HW は一見するとかんたんスマホですが、実はタッチパネル式の見守りケータイです。ということで、この電話機の番号の他にオーナーのソフトバンク携帯電話の番号を設定する必要があります。オンラインで扱っていないのはこの辺りの手続きがあるからかもしれません。とりあえずオーナー番号は父が使っている電話にしておきました。
ディスプレイ下にある「入/切」ボタンは画面表示のオンオフに使用し、電源が入っている状態で押しっぱなしにすると防犯ブザーが鳴り響き、オーナーなどに通知されます。
背面
204HW は背面に CMOS の 500 万画素のカメラを搭載しています。ライトやオートフォーカスはありますが、ズームや手ぶれ補正はついていません。手ぶれ補正がないと高齢者は厳しいですね。最大撮影サイズは 2592×1944 ピクセルです。
また、動画撮影機能はありません。
付属品
卓上ホルダー、AC アダプタ、充電ケーブル、取説が付属しています。オプション品としてマイク付きステレオイヤホンが用意されています。
ケーブル取付
AC アダプタ、ケーブル、卓上ホルダーをつないだところです。ブラックの場合は卓上ホルダーは黒いのか調べてみたのですが、ちょっと見つかりませんでした。
カバーを外したところ
HUAWEI のロゴが入った黒いバッテリーが目を引きます。満充電まで約 150 分かかり、そこから連続待受約 790 時間、連続通話約 570 分の容量があります。
バッテリーの下に microSDHC カードスロットが備わっていますが、カードは付属しておりません。
カードスロット部分を拡大
microSDHC カード経由で 008SH から電話帳をコピーしてみました。特に問題無く転送できましたが、電話帳については 204HW 独特のルールがあります。これは後述します。
microSDHC カードは 32G バイトまで対応しています。とりあえず手持ちの 4GB を入れておくことにしました。
右側面
音量調節ボタンがついています。
左側面
マナーモードキーと microUSB 端子が備わっています。USB マスストレージとして PC に接続したり、充電出来ます。
上部
電源キーとイヤホン端子が備わっています。イヤホンは HWLAL1 がオプション設定されています。
ラジオが聴けます
イヤホンをアンテナとしてラジオを聞くことが出来ます。手持ちの安いモノラルイヤホンを挿してみましたが、室内でも明瞭に聴くことができました。
基本画面
スマホじゃないのでアイコンなどはなく、リスト形式のメニューになります。待ち受け画像などの設定はできないようですね。
電話を掛ける
204HW の大きな特長で、登録された番号のみ通話やメールが可能です。そのため電話番号のキーパッドなどはありません。リストから選んで電話を掛けます。
リストの一番上はオーナーの番号が固定されます。
基本契約では 5 件までしか登録できませんが、月額 210 円で 1,000 件までにアップします。もちろん追加契約していますが、その辺りは全く知らなかったので最初に 5 件までと聞いて焦りました。
ネットからも登録できます
電話帳などの登録や各種設定は 204HW の端末から設定できますが、My SoftBank からも設定が可能です。
専用ページ
あんしんファミリーケータイの専用ページでは上の画像のような設定が可能です。この辺りを変更する度にオーナーに通知が届きます。
取説も 2 冊
オーナーの設定など、普通の形態と違うところがあるので利用者と家族分の 2 冊の取説が付属しています。
メールの送信
メールの受信は登録された相手からのみという以外は一般的な操作で閲覧できます。
メールの送信には少し変わった機能がついていて、声を録音して添付として送ったりする事が出来るほか、リストからフレーズを選んで送信することが出来ます。
このフレーズは押すと送信まで行ってしまうので、慣れるまで母からのメールは「おはよう」だけが結構届いてました……
文字入力
もちろん文字を入力して送信することが可能です。入力方法は FSKAREN for senior が採用されており、デフォルト指定になっています。
FSKAREN for senior
入力画面はこの様になっています。入力した文章は一行しか表示されず、全体を見るには「作成したメールを見る」ボタンでプレビューを表示しないといけません。
ここが使いにくいと思うのですが、文字の可読性などを考えるとサイズ的に仕方がないのかもしれません。
緊急電話
緊急電話は登録無しで利用できます。また、緊急電話をかけた後 30 分は登録無しの電話番号からも 204HW の電話番号に電話が掛けられます。
便利な機能
他にもいくつか機能があります。試していませんが Wi-Fi 接続するとインターネットの利用ができるようです。
動画でご紹介
操作の様子や受信音などを載せています。防犯ブザーはうるさいので載せていません。
見まもりケータイなので機能がかなり制限されますが、うちの母のようにほぼ身内からの着信のみといった使い方には結構いいと思います。
惜しい点といえば待ち受け画像と、防水機能といったところでしょうか。
この後保護フィルムをカバーを取り付けて完了です。