南国屋で鹿児島の鰹節を買ってみよう
前から気になっていたお店に行ってみました
南国屋さんはよく通る道沿いにあるお店で以前から気になっていました。
なかなか寄るタイミングがなかったのですが、幼稚園のママ友からも評判が良いとのことで鰹節などの調味料を少し買いに行くことになりました。
左上の人型アイコンをドラッグすると、青い道路のストリートビューがご覧いただけます。
場所はこちら
大通りをちょっと入ったところにあります。住宅街の中で青い看板なので目立ちます。のぼりも立っているので見つからないと言うことはないと思います。
こちらのお店は 5 年前にオープンしたのですが、その時に息子さんと娘さん(うろ覚え)に同時にお子さんが生まれたために忙しくて広告などが作れなかったそうです。
また、おゆみ野の前に宮野木で 30 年以上お店をされていた(うろ覚え)そうで、常連さんの為に今も週一回だけ宮野木のお店を開けているそうです。おばちゃん的にはそろそろおゆみ野に集約されたいそうですが、根強いファンがいるので閉められないとか。
ちなみにまたお孫さんが生まれるそうなので、これはいいタイミングとか何とかゴニョゴニョだそうです。
駐車場
2 台分ありました。地面は芝のようで少し柔らかい感じです。エンジンを切るようにと書いてありました。
来たときに隣にご夫婦で来られていたお客さんがいたのですが、宮野木の常連さんがこちらまで買いに来られたとのことです。
店内
入り口右側の写真です。左側は鰹節を削る作業場などがあります。たくさんの鹿児島産の調味料が置いてあります。どれも良さそうな品ばかりで、もっと早く来れば良かったと思いました。
いぶすき山川産の鰹節
店内に貼ってあったポスターです。本枯れ節生産量日本一と書いてあり、お店の鰹節はおばちゃんの妹さんが作られているものです。
本枯れ節
この形の鰹節は久しぶりに見ました。息子がいたら拍子木みたいにカンカンやりたがることでしょう。
鰹節のカビは旨みをつくる働きがあるそうで、本枯れ節を作るのに数ヶ月以上かかるらしいですね。極上の一品ですが、直販なのでお値段は 2,000 円弱とリーズナブルです。
三種類の鰹節
おばちゃんに鰹節を見せてもらいました。初めて行ったくせにこの図々しさは何なのでしょう。
左側のものがカビ付きの鰹節で、真ん中がカビを落としたものです。右側は燻した鰹節ということで、カビを落としてから燻すのかと思っていたら左の二つとは違う製法の鰹節だそうです。
お米も売っています
お米はどなたが生産されているのか聞きませんでしたが、千葉のコシヒカリを扱っているようです。この壁の向こう側に鰹節を削る場所があって、お店で削り立ての鰹節を購入することが出来ます。
花鰹
鰹節を丸ごと買って自宅で削ると格好いいですが、妻が自分で削るとは思えないのでお店で削ってもらいました。また、お店でハンドルを回すタイプのかっこいい削り機も販売しています。
この袋で 200 円と大変お求めになりやすくなっております。
削り粉
花鰹の他に削り粉にもしてもらえます。こちらの方がダシが早く出ると聞いた気がします(多分)。お店で花鰹と削り粉でお味噌汁と試食させていただきましたが、ダシの出方が違うのか風味が違って興味深かったです。
厚けずり
花鰹と削り粉の他にもう一つ、厚けずりというものがあります。その名の通り鰹節をざっくりカットしたもので、うどんを作るというお客さんが購入されていきました。
そのまま食べても美味しいとの事で試食させてもらいましたが、おつまみにも良いと思います。
厚けずり(小)
こちらは厚けずりの細かい破片です。鰹節を削るときに出来るそうで、使い方は大きな厚けずりと一緒です。
家に帰って息子に少しあげたのですが、とても気に入ったようでたくさん食べていました。大人だけでなく子どものおやつに良いかもしれません。
お味噌
お味噌も何種類か置いてありました。今回は購入しませんがいろいろ試してみたいところでもあります。味噌は妻がこだわりがあるので今度一緒に来て味見させてもらいたいと思います。
醤油とか
醤油は写真に写っていない吟醸というものを含めて四種類ありました。地方によって調味料の味はかなり異なると思うので何を選んで良いのか分かりません。
とりあえずおばちゃんにおすすめを聞いてみることにしました。
さきほどのうどん用に厚けずりを購入された方は甘口醤油を一緒に使うそうです。
いろいろ試食
平日でお店が空いていることもあってか、いろいろ試食させてもらえました。図々しさが更にヒートアップしています。
花鰹と削り粉それぞれのお味噌汁を鹿児島の田舎味噌で作っていただき、さらに醤油と組み合わせたものなどを頂きました。醤油はやっぱりこちらとは味が違いました。
今回はお湯で頂きましたが、お茶を入れたりする作り方もあるそうです。
こいくち醤油を買いました
おばちゃん的には薄口のものがおすすめらしかったのですが、味見してみて醤油と思えるものはこちらだけだったのでとりあえずこちらを購入しました。醤油の味がガラッと変わってしまうと料理に思いきり影響が出て妻に怒られそうだからです。
お試し用の小瓶があれば一通り試してみたいですね。
こちらの醤油は九州の人は使えないと言っていましたが、この醤油は鹿児島のものです。どういうこと?と思いましたが、醤油としては使っていないということなのでしょうね。
三種類の砂糖
黒砂糖ですね。黒砂糖系は結構好きで、息子が産まれる前はきび砂糖とかネットで買ったりしていました。
鹿児島のものはどんな砂糖があるのか分からなかったので、おばちゃんに説明してもらいました。見切れてしまっていますが、左のものが塊で真ん中が粉末の黒砂糖です。この黒砂糖から不純物を取り除いたものが右の双目糖になります。双目糖はザラメですね。
今回はこちらを
タイプ的にいちばん使いやすいと思い、こちらの粉末黒砂糖を購入しました。今使っている砂糖がなくなったら入れ替える予定です。
他にもいろいろ
九州・四国産のしいたけや、函館産の昆布なども置いてあります。しいたけ・昆布はよく使うので今度買いに来ようと思います。
水飴もありました
サツマイモと紫いもの水飴などもありました。どんな味がするのでしょうか。試すにはサイズがちょっと大きいですね。
今度試食させてもらおう
少し分けてもらいました
お店のおばちゃんにお試しとして薄口醤油を分けてもらいました。舐めてみるとあまり醤油って感じがしないのですが、とても美味しい調味料です。
おばちゃんの地元では一般的なお醤油だそうです。ちなみにおばちゃんの実家は地元のお料理屋さんだそうで、今回もいろいろ使い方を教えてもらいました。
お刺身にとても良く合います
妻に勧められて試してみたのですが、こちらのお醤油はお刺身にとても良く合いました。
今度は家族で行ってみたいと思います。