ポルテのタイヤを交換しよう – ブリヂストン REGNO GR-XII 175/70R14

2020年11月12日

BRIDGESTONE REGNO GR-XII 175/70R14
BRIDGESTONE REGNO GR-XII

ポルテの夏タイヤを新品に替えました

去年スタッドレスに履き替えた時から夏タイヤの交換をしなくてはと思っていました。車検などはスタッドレスで通しているので大丈夫だったのですが、かなり摩耗と劣化が進んでいるので夏タイヤに履き替えのタイミングで交換することにしました。GR-XIIは「じーあーるてんつー」と読むそうです。

タイヤ館おゆみ野店
タイヤ館おゆみ野店

そんなわけでタイヤ館に

自宅から車で5分ほどにあるタイヤ館にやって来ました。今履いているスタッドレスもこちらで購入しています。とりあえず購入するタイヤは決めてはいるものの、まずは在庫と作業日程の確認をしに来ました。

乗用車用タイヤラインナップ
乗用車用タイヤラインナップ

種類はいろいろあります

ブリヂストンの乗用車用タイヤラインナップです。他にもファイアストンなど取扱いはありますが、とりあえずこの直系5種が代表的なラインナップかと思われます。スポーツ系のPOTENZA系はタイヤ館で見たことないのですが取り寄せなのでしょうか。

この見本は新車装着タイヤ相当のecopiaを基準として並んでいますが、今履いているNEXTRYが新車装着タイヤより2ランクも下になっていて愕然とします。当時は新商品で2ランク下とは分からなかったのですが、今だったら買わなかったと思います。

今まで履いていたNEXTRY

今まで履いていたNEXTRYは新車装着タイヤよりもランクが低いタイヤということですが、それでも栄光と信頼のブリヂストン社の商品なので乗り心地は固めではあるものの、一皮剥けさえすれば普段使いには申し分ないタイヤでした。

冬場はスタッドレスに履き替えているので走行距離的には溝が残っていますが、購入してからかなりの年月が経っているので経年劣化によるヒビ割れが目立ちます。まるで小学校の校庭に半分埋まっている廃タイヤといってもいいくらいの劣化レベルです。

コンパクトカー用タイヤ性能イメージ
走行面ではREGNOかPlayzでしょうか

ブリヂストンのコンパクトカー用タイヤ性能イメージ

このグラフを見るとREGNOが満遍なく高性能でPlayzがそれに続くという感じですね。今回はNEXTRYで家族に不評だった乗り心地を向上したいので最初からREGNOを指名買いでしたが、Playzも直進安定性とウェット性能がなかなか侮れないスペックとなっています。特に妻が乗る機会が多いので安全面を重視したいということもあります。

ちなみにライフ性能が3と低いスペックのNEXTRYですが、今まで長らく使ってきこれたのでそうは感じていません。

REGNOは高級セダン向けといったイメージがあるのですが、コンパクトカー向けのサイズ展開もあり、軽自動車用のREGNOもあるのでうちのポルテの様にプアな足回りを持つ車両に、乗り心地向上を目的として履くという選択もアリでしょう。

ブリヂストン Playz PXII
Playz PX II

雨に強いという点に惹かれます

雨に強く疲れにくいという性格らしいので、安全運転につながるこちらも良さそうです。このPlayz PX II は新製品でREGNOとほとんど同価格帯なので謳っていない部分もいろいろ優れているタイヤなのかと予想していますが、乗り心地と静粛性はREGNOの圧勝です。

REGNOに関してはMINIとNOAHで履いているのでPlayzで少し走って乗り比べれば分かると思いますが、そうもいかないので店員さんに相談したところ、REGNOの方が良いとのことなので予定通りREGNOに決定です。タイヤサイズは純正と同じ175/70R14を選んでいます。

ブリヂストン BLIZZAK VRX2
ついでにスタッドレスから履き替え

冬タイヤのブリヂストン BLIZZAK VRX2

スタッドレスも同じブリヂストン製を選んでいます。この時期までスタッドレス履いているのかとご近所さんに不思議がられそうではありましたが、今回のタイヤ交換と一緒に履き替えも行いました。

タイヤ交換作業
トルクレンチで締め付けトルクの確認中

タイヤ交換作業は1時間ほど

最初にタイヤ館に行ったときはREGNOの在庫はありましたが、作業予約が埋まっていたので後日出直すことにしました。ハブ周りの防錆処理などいろいろ作業のオプションがありましたが、チッ素充填だけ選んでいます。もっともチッ素充填しても上位グレードへのタイヤ交換による影響の方が大きくて今回は効果は分からないでしょう。

BRIDGESTONE REGNO GR-XII 175/70R14 タイヤパターン
レグノ GR-XII のタイヤパターン

非対象パターン

GR-XIIは非対象のパターンになっていて、ミニバン専用のGRVIIや軽自動車用のGR-Leggeraとは違う仕様になっています。また、このサイズだと縦溝が3本です。

上のサイズになるとリムガードがついたり、中央にセンタープレーンリブというパターンが1本追加されます。面白い形状をしている溝は静音性向上のためにこのようになっているそうです。

さすがの乗り心地

REGNOに替えてすぐに感じたのはしなやかさです。POTENZA系の路面に食いつく感じとは違い、しなやかに路面を捉えるという印象が強いです。タイヤの性格的に絶対的なグリップ感は無いですし、ポルテのプアな足回りだとインターチェンジなどのスピードの出るコーナーだと横方向に少しずつ抜けていく感がありますが、急な挙動がないのでとても安定しており安心感のある運転ができました。

雨天時の走行も危なげなく、この辺りはさすが上級グレードのタイヤといった感じです。

また、後部座席の乗り心地が劇的に向上しました。静粛性もアップし、チャイルドシートに乗った息子がすぐに寝てしまう感じです。