ポルテのタイヤを交換しよう – ブリヂストン NEXTRY

2018年12月3日

NEXTRY

ポルテの夏タイヤを交換しました 

点検に出したときにそろそろ寿命と言われたポルテの夏タイヤを交換しましたよ。アクセラのタイヤとは違い、今回はディーラーではなくカー用品店で購入しました。

TOYO J36

今まで付いていたタイヤ 

夏タイヤは新車装着タイヤの TOYO J36 を履いていました。新車時から 6 年半ほど経過しており車両の走行距離は 40,000km を超えていますが、冬場はスタッドレスに交換していたので今回が初の交換となりました。

ノアのタイヤ

ちなみに 

実家のノアも新車装着タイヤはトーヨータイヤのものでした。スチールホイールのグレードを選ぶとだいたいこのブランドになる気がします。

エコピアのラベル

新しい低燃費タイヤ 

NEXTRY は 2013 年の 2 月から発売開始になった新しい低燃費タイヤのスタンダードモデルです。最初は同じブリヂストンの ECOPIA EX10 を考えていたのですが、いろいろ検討した結果 NEXTRY を選びました。

NEXTRY はブリヂストン社のエコタイヤの代名詞である ECOPIA ブランドではありませんが、ロゴの下に ECOPIA ワッペンが刻まれています。

ECOPIAブランド以外の商品で、RRCグレード(転がり抵抗性能)がA以上(9.0以下)、WETグレード(ウェットグリップ性能)d以上にグレードされた乗用車タイヤの商品に対して、"タイヤサイドに刻印"されているワッペンです。

ブリヂストン公式サイト NEXTRY 商品ページより引用

タイヤサイズ

タイヤサイズ 

タイヤサイズは純正のままです。175/70R14 84S でロードインデックスも速度記号も新車装着タイヤと同じスペックになります。

今回はチッ素ガスを充填してもらっていますが、空気圧は純正指定です。チッ素ガスについては新しいタイヤになるので、チッ素ガス充填による変化は全く分からないと思います。

オートウェーブ

オートウェーブ浜野店 

新聞折り込みでセールをやっていたオートウェーブで購入しました。自宅からけっこう近いわりに今まで来たことがなかった浜野店です。

開店少し前に行ったので、一番乗りとなりました。しばし車内で待機です。

店内

タイヤコーナー 

売り場は二階にあり、他のオートウェーブに比べて面積的にはこじんまりしていますが、タイヤコーナーはとても充実していました。

タイヤ売り場

屋内保管 

屋外に展示されて猛烈に劣化しそうなタイヤと違い、空調の効いた売り場のラックに保管されているのでとても良い状態のタイヤが購入できます。私が購入したタイヤもここから運び出されて行きました。

工賃・処理料金

工賃など 

タイヤ代金の他に工賃や廃タイヤの処理料金がかかります。今回はトータルで 35,000 円で購入できました。

タイヤはネットが一番お安く購入できますが、ホイールとセットではない場合はチェンジャーやバランサーを自分で確保出来なければ持ち込み作業の工賃がかかるので、今回の私の場合はここで交換してもらうのがベストになると思われます。

キッズコーナー

キッズスペースあります 

今日は家族で行ったので作業中はキッズスペースで遊んでもらいました。朝イチということもあり、貸し切り状態です。

アフターサービス

アフターサービス 

こちらでタイヤを購入すると 7 つのアフターサービスが付属します。ディーラーなどで定期点検する場合は重複するサービスもありますが、バランス調整もアフターで無料なのはいいですね。

エアーのメンテナンスですが、チッ素ガスが入っているタイヤにはチッ素ガスを補充してくれるそうです。

ラベル

ラベル 

私が購入したものではありませんが、NEXTRY のラベルはこんなデザインです。低燃費タイヤなのでラベリング制度の表示があり、転がり抵抗係数は A で、ウェットグリップ性能は C です。

スニーカー

SNEAKER 後継のようです 

ラベルのデザインを見る限り、NEXTRY は SNEAKER の後継品のようですね。

比較

性能の比較 

後継ということなのか、カタログでは比較の対象となっています。低燃費タイヤになったので転がり抵抗が 20% も低減しているようです。

また、タイヤのショルダー部の形状が変わり、変形を抑制することで偏摩耗しにくい構造になっています。

トレッド面

パターン 

タイヤサイズによって違うようですが、こちらのサイズは縦溝 3 本のパターンです。左右の溝が広くて排水性が高そうですね。

慣らし走行中

慣らしを兼ねてお出かけ 

交換後 200km くらい走ってみました。POTENZA とかは一皮むけるとグリップ力が立ち上がってくるのが分かりますが、このタイヤはあまり変化がありませんでした。

スタンダードタイヤということで尖った性格ではありません。純正タイヤに比べると転がり抵抗の少なさを感じますが、その分タイヤからのインフォメーションが少なめに感じました。乗り心地とロードノイズも普通といった感じで特に特徴的なことはないようです。

結構違うという点がひとつあり、ショルダー部の構造が変わった事により、コーナーでタイヤが腰砕けになる感じがかなり減りました。

ポルテは結構車重があり、3 人乗っているとゆっくり走ってもコーナーではフロントタイヤがよれてくる感じがありましたが、このタイヤだとその辺りがカチッとした感触になります。直進時のインフォメーションの少なさとは逆にこの辺りの剛性がアップした感じが際立ちます。妻も「カーブが良く曲がる」と言っています。

あくまでタイヤが鳴かない街乗りの話ですが、このタイヤに想定されている範囲では怖いと感じることはないと思います。

ウエット路面

ウェットコンディション 

雨の日に一人で乗ってみました。もちろん交通ルールに則った走行をしております。

軽くなったので単純な比較はできませんが、アップダウンがあり、コーナーの続く濡れた路面でも安心して走れました。ウェットグリップ性能は C ですが、ブレーキ制動にも余裕がありとても快適です。

むしろ濡れた路面の方がタイヤからのインフォメーションが増えた感じで乗りやすかったりします。

砂利道

砂利道 

砂利の駐車場に停めたりすると小さい石がこんな感じに噛み込みます。

低燃費タイヤはエコとグリップ力がバーターになるので、雨の日などに少し気を使わなくてはいけないのかと思っていましたが、特にそういうことはありませんでした。

お安いスタンダードタイヤですが、さすがブリヂストンといったところです。とても良いタイヤだと思います。