ホーロー補修材で洗面ボウルを補修しよう – ボンド ホーロー補修用 ホワイト 8gセット
ホーローの欠けを何とかしよう
少し前から洗面化粧台のホーロー製のボウルに欠けがでており、見てみない振りをしていましたが下地の錆が出てきたので出来る所まで補修してみることにしました。幸いひび割れなどはなく、欠けた部分の錆を落として補修剤を塗布すれば何とかなりそうです。
ホーロー補修材
ホーローは金属にガラス層をコーティングしたもので、食器などにも多く使われています。DIYでのヒビや欠けなどの補修にはこのような補修剤を使用します。
ホワイトを選択
この補修剤にはライトブルーとホワイトの2種があり、今回はホワイトを使用しました。
このホーロー補修材はガラス層を復活させるわけではなく、エポキシ系の接着剤となっていて2液を混合して使います。耐熱性と耐水性を持っていますが、浴室・浴槽には使用できないようです。
下処理・仕上げに紙やすりを使います
発生した錆の除去と塗布乾燥後の仕上げに紙やすりを使います。400番の番手を使いますが、タミヤのフィニッシングペーパーがあったので今回はこちらを使いました。
紙やすりで下地処理
紙やすりで丁寧に錆や欠けた部分をならして、汚れや油分を落としておきます。この下地作業が一番重要かと思います。
パッケージ内容
2つのチューブはそれぞれ4gずつ入っています。今回の補修では1/4も使いませんでした。A剤がエポキシ樹脂で、B剤がポリチオール、ポリアミドとなっています。
付属のヘラで混ぜ合わせ
A剤とB剤を同量出して、付属のヘラで混ぜ合わせて行きます。少なめに出して必要に応じて追加するのが良いと思います。
絵の具を混ぜて色合わせすることもできます
今回はそのままの色で補修していますが、混ぜ合わせる時に水彩絵の具を混ぜて色合わせをすることもできます。色をつける場合は混ぜ合わせ10分以内に加えます。混ぜ合わせの際に水は加えないように注意します。
塗布後
乾燥後は紙やすりで削っていくので、あまり厚く塗ると仕上げが大変です。薄塗りをして伸ばして置きました。伸ばして平らにする作業は塗布後10分以内に終わらせます。
約3時間後から紙やすりが使え、約24時間で完全硬化します。
一晩放置
塗布後に一晩放置して乾燥させました。多少色の違いが目立ちます。これからヤスリ掛けを行いツルツルに仕上げて完成です。
完成です
乾いた状態では光の角度によっては塗った場所が分かりますが、濡れてしまえばこのようにほとんど分かりません。錆の進行を止め、欠けの補修が思ったより簡単にできました。価格もリーズナブルですし、とても良い製品だと思います。