SONY Canvas Online CP1
会社で使う用にデジタルフォトフレームを購入してみました。
色々なメーカーから様々な商品が発売されていますが、ネットワーク経由で写真を表示できるという点でこの機種を選びました。ヨドバシドットコムやアマゾンでは品切れだったので、会社帰りにヨドバシの店舗に寄ってみたところ在庫があるということなので購入してきました。
中身です。本体のほかに電源アダプタ・リモコン・取説が入っています。その他に VAIO シリーズ以外の PC との連携用にアプリケーション CD が付属していますが、別に使わないのでしまっておくことにしました。
本体は全体がホワイトで、下の部分が透明になっています。SONY の直販モデルではブラックもあるようです。ディスプレイはクリアフォト液晶と呼ばれる TFT のもの(1677万色)で、サイズは 7 型で 800×400 とうスペックです。取説には表面をあまり触らないようにと書いてありました。
また、本体側面にはステレオスピーカーが内蔵されていて、音楽を流すことも可能です。
本体背面の下部にはメモリースロットが付いています。メモリースティック系はもちろんですが、コンパクトフラッシュや、SD(SDHC)カードも読み込めます。 内蔵メモリーは 512MB 搭載されていますが、実際にユーザー領域として使用できるのは約 100MB(画像 85MB・音声 15MB)ということでした。もっともメモリーカードスロットの他に USB 端子も付いているので USB メモリを使用すれば容量的な問題はクリアできると思います。
電源を入れたときの動作です。この製品は VAIO のエクステンションラインというカテゴリーに入っている製品らしいので、VAIO のロゴがついています。
下のブルーのイルミネーションは写真を表示していると消えます。
この製品の大きな特徴はワイヤレスというところです。これが無かったら多分購入していなかったと思います。
無線は IEEE 802.11b/g 規格のもので、AOSS にも対応しているので設定は簡単です。 NTP サーバに接続して時刻あわせができる点もネットの強みですね。
HOME 画面です。私はネット上の写真を表示させたいので、内蔵メモリーの部分は使う予定はありません。
ということで、ウェブアルバムの設定をしました。Google で提供されている Picasa を使用するつもりですが、他にもフォト蔵等にも設定出来るようです。
写真の表示はフレーム単位になっています。フレーム内の写真の切り替え時間などは 2 パターンくらいある感じです。
フレームにも何種類かあって、写真の上に Yahoo! のニュースや時計を表示させたり、他の人の公開された写真を表示するシェアというフレームがあります。 実家に置いておいて、子供の写真などを見せたりするときなどに便利そうです。
天気予報を表示させたり、任意の RSS を登録しておくことも出来るようです。
試しにウェブアルバムから写真を表示してみました。色温度は若干高めのようですが、私が使う分には問題なさそうです。
シェアのフレームを作成した場合、画像が更新されると NEW のアイコンが表示され、下のイルミネーションが光ります。画像を自動で読み込まないので、新しい画像を見たいときは更新する必要があります。 ネット上の写真を更新して、結構時間が経ってから NEW アイコンが出るようです。
ブラウザとして Opera が内蔵されています。 UA 等は以下の通り。
Opera/9.50 (Linux armv6l; U; en)
Flash プレイヤーは 8.1.53.0 がインストールされていました。 URL の入力が面倒だし、動作はけっこうモッサリしているので、ブラウザはあまり使うこともないと思います。
Youtube に行ったら一応閲覧は出来たのですが、途中で固まってしまいました。
就業時間中は点けっぱなしですが、消費電力は約 5.5W 〜 12W ということなので、そんなにコストはかからないと思います。
写真立てにしては値段が張りますが、なかなかの優れものだと思います。