放射線量測定ステッカー RAD Sticker
被曝量が分かるステッカー
放射線量を測定する機器としてはガイガーカウンターが有名ですが、こちらはその場の放射線量を計測するものではなく、蓄積された被曝量を色の変化で表示するステッカーです。
楽天で購入
いろいろな所で販売していましたが、一番価格が安い楽天のショップで購入してみました。一時期は倍以上の価格だったそうですが、現在は値が下がっているようです。
ただ、原発は未だに状況の改善が見込めずに放射性物質を盛大にまき散らしており、日ごとに被曝量は増える一方です。この状態が続くとガイガーカウンターの様に入手困難になるかもしれませんね。
ということで、身内の分も含めて 8 枚購入しました。メール便で注文の翌々日に届けてもらえました。
使わない分は冷凍庫で保管しておくと最大で 10 年ほど保つようです。また、今回購入したショップでは日本語の取扱説明書が同封されていました。
このステッカータイプの他にカード型の放射能測定器もあり、そちらも別の所でオーダーしています。届き次第ご紹介したいと思います。
切手サイズのステッカー
3cm × 3cm というコンパクトなサイズなのでいろいろな所に貼り付けることが出来ます。重さも 0.2g ととても軽量です。
使い方は簡単で、放射線センサー部分の色の濃さで被曝量を計測するという仕組みです。ステッカーには種類があるらしく、こちらは mSv の単位ですが、 rad のものもあります。
このステッカーは 30KeV 以上のガンマ線・X 線と、1MeV 以上の電子・ベータ線に反応するらしく、保護膜により胸部や歯のレントゲン撮影や、セキュリティに使われる X 線程度では反応しないらしいです。また、放射線の温度範囲は -20 ℃ 〜 +60 ℃となっています。
ステッカーは 250mSv からとなっていますが、製品紹介動画を見ると 50mSv から色が付いている動画になっています。250mSv ではもう大変な数値なのでそれまで我慢しないでとっとと逃げましょう。
また、寿命は 2 〜 3 年ほどらしく(※楽天などでは 3 年と紹介されています)、その時は右側の「Service Life Ends」と書いてある部分の色(およそ 150mSv の被曝量の色)に変化するらしいです。これだと寿命なのか被曝しているのか紛らわしいと思うのですが、どうなんでしょうか。
そこらへんの RAD Sticker の詳しい情報はこちらです
(ステッカーの下に書いてある米国 Ki4U 社の URL です )
いろいろな所に
とりあえず、妻の携帯やポルテの他に玄関やリビングなどに貼っておきます。他にも実家と職場に貼ってくる予定です。
説明書を読むと洗濯可能らしいので耐水性能がある感じですね、息子の帽子や私の自転車のヘルメットの内側に貼ってみても良いかと思いました。
直射日光と熱には注意が必要です
特殊な仕組みがあるらしく、90 ℃ までは耐えられるらしいのですが、高熱の環境下では極端に寿命が縮んでしまいます。また直射日光もよろしくないらしいので、ポルテに貼った所はあまり良くない気がします。
ポルテには、いろいろ遮断してくれるウィンドウフィルムを貼っているので日光はセーフかもしれませんが、上手く剥がれるなら位置を変えたいと思います。
おそらく夏場に色が変わってしまうと思いますが、このステッカーは複数枚を運用するタイプなので、ここだけ色が変わったとしても他の場所に貼ったステッカーの変化とあわせて判断したいと思います。
実家にもペタリ
実家に遊びに行ったのでついでに貼ってきました。色が変わったら逃げる準備をしておくように言ったのですが、両親は苦笑いです。
私の分
iPhone の裏側につけています。今年中に機種変更する予定なので全体を貼り付けてはいません。
お風呂でも
AQUAPAC で浴室に持って行っていますが、湿度による影響もないですし、この程度の環境なら問題ないですね。
この手のアイテムは不安を増殖するだけかもしれませんが、一家の主として出来るだけのことはしていきたいと思っています。
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