LEGO レゴ TECHNIC テクニック 42002 ホバークラフト
はじめてのレゴテクニック
今までは基本セットかシティシリーズで遊んでいましたが、初のテクニックシリーズを買ってみました。といっても息子にはまだ早いので私が試してみたかったのです。
テクニックの動力付きは流石に買えませんので、今回は 1 月に発売されたばかりのホバークラフトを選んでみました。
飛行機にもなります
ホバークラフトを組み替えてプロペラ付きの飛行機にすることもできます。よく同じパーツでこんなに違うものを作ることが出来ますね。レゴを作っていて良く思いますが、ずいぶん賢い人がいるものです。ひょっとしてレゴを作ると賢くなれるのかも?
パッケージ内容
3 袋あります。目を引くのが中央の小さい袋に入っている棒状の部品で、ペグというそうです。ペグは今までに使ったことがない部品ですので新鮮ですね。
組み立て説明書
飛行機とホバークラフトのそれぞれ 2 冊入っています。どちらもわりとページ数があってボリュームがあります。
シール
今回のシールはワンポイントではなくパーツ全体に貼り付けるものもあり、いつもより大きなシールになっています。シール自体はとても貼りやすいのでサクッといけると思います。
エンジン
レゴのテクニックといえば、モーターやエアーシリンダーを使って実動するものが作れますが、こちらは手回しで動かせる V 型 2 気筒エンジンになります。
中身はとてもよく出来ていて、実際のエンジンとほぼ同じ構成になっています。
エンジン内部
ピストン、コンロッド、クランクシャフトも再現され、シリンダーの中をピストンが往復移動します。動きは本物と一緒です。
コンロッドとピストンはピストンピンで固定されるのではなく、ボールジョイント形状になっています。
飛行機をつくってみることに
まずはメカニカルな見た目が格好いい飛行機を作ってみることにしました。
完成
シールを貼りながら組み立てを行いました。やっぱりシールを貼るとビシッと決まりますね。パイプやチューブなど、今までレゴで使ってこなかったパーツがいくつかあります。
エンジン周り
前方にセットされたエンジンはプロペラと連動し、プロペラの回転がギヤを伝わりエンジンを動かします。
下から
黒いギヤが取り付けられたシャフトはクランクシャフトと連結され、プロペラの回転を伝えます。エンジンの構造を理解するのにちょうどよいですね。
次はホバークラフトを
飛行機からホバークラフトに作り替えてみます。先端にあったプロペラは後部に移動され、羽根などはボディとして使用されます。前方のチューブの取り回しが秀逸です。
ホバークラフト完成
既にシールは貼り終えており、エンジン周りはそのまま流用できるので組み替えは簡単にできました。青いパーツが椅子になっていますが、ミニフィグは付属していません。
裏側
飛行機の車輪が中央に組み込まれ、ギヤが取り付けられています。ホバークラフトの方が飛行機より構造が複雑で、車輪のベベルギヤからドライブシャフトを通り後部のエンジンとプロペラに動力伝達が行われます。
後ろの丸いパーツがスライダーとなります。よく出来ています。
後ろから
何ともメカニカルで格好良いホバークラフトですね。あまり馴染みのない乗物ですが、こういうタイプなら一度操縦してみたくなります。
こんな感じで
手押しで走らせるとタイヤの回転でギヤが駆動します。プロペラとエンジンも一緒に動くので臨場感たっぷりです。
楽しく遊んでいます
せっかくですので息子に渡してみました。本人はレゴとしてではなく、完成品として楽しんでいるようです。ミニフィグも乗せていますね。
組み替え
飛行機に組み替えてあげることに。ホバークラフトから飛行機に組み替えるとこれだけの部品が残ります。ホバークラフトのほうが見た目も構造も複雑になっているようです。
ギヤを見てふとデフギヤが作れるのでは?と思ったのですが、実際にレゴにはあるようです。すごいですね。
楽しく遊んでいます
今度は宇宙飛行士を乗せて楽しんでいます。
まだまだ先のことですが、この飛行機を自分で分解して組み換えたくなったときに自由に組み立てる事ができるレゴ遊びから、新たなステップを踏み出すことになります。