非常用電源を用意しよう – 2 – COTEK コーテック PFC 搭載 マイコンハイテクチャージャー 全自動充電器 BP-1210
ディープサイクルバッテリー対応の充電器
ディープサイクルバッテリー用に充電器も購入しました。こういった電装系に関しては AC デルコなどが有名ですが、COTEK は台湾の企業のようですね。
充電といえば私が子どもの頃はラジコンくらいしか思い浮かばないのですが、今は携帯電話を始め、各種のデジタルアイテムの方がピンとくる感じですね。
懐かしくなってラジコンの充電器を調べてみましたが、子どもの頃にはなかったリチウムフェライトなどが登場していて相変わらず楽しい世界です。
セット購入
ディープサイクルバッテリーと一緒に購入しました。バッテリーとあわせて 25kg あるので配送の人も渋い顔です。まぁ雨が降らなくて良かったと思います。
マイコン制御による 3 ステップ充電
マイコンという言葉は久しく聞かれなくなりましたが、この充電器は 8 ビットのマイコン制御で 3 段階の充電を行う賢い充電器です。充電完了後もフロート充電を行ってバッテリーを最適な状態に保ちます。
ステップ 1 で一定電流によるバルク充電を行い急速充電します。その後のステップ 2 の吸収充電で充電連流を徐々に下げていき、ステップ 3 のフロート充電を行います。
フロート充電は最初はトリクル充電と一緒かと思っていたのですが、負荷をかけずに電圧をかけ続けるそうで、バッテリの寿命を最大限に延ばす充電方式とのことでした。
また、ディープサイクルバッテリーだけでなく、自動車用の普通のバッテリーも充電可能となっています。例の充電器は車に使うと妻に説明することにしたので、この情報がばれたら怒られます。
ちなみに COTEK 社のサイトを見ると、今回購入した充電器の他に 4 ステップ充電を行うモデルも掲載されています。1 ステップの違いがちょっと見つけられなかったのですが、一体何が違うのでしょうね。
PFC は Power Factor Controller の略で、高周波を抑制し力率改善を図るそうですが、何のことだかよく分からないのでスルーします。
スイッチ・電源コード側
スイッチは ON ・ OFF のみで他に設定スイッチはありません。後は賢いマイコン様がなんとかしてくれます。
この製品には 1.5m 程の AC ケーブルが付属し、と充電用のワニ口クリップが取り付けられています。また、サイズは 210mm × 85mm × 50mm で重さは約 1kg となります。
こちらはネジ留め用の羽根が両端に取り付けられていますが、ネットの他の写真だと羽根がないものもあります。バリエーションがあるのかもしれません。
振動に強い仕様らしいので、車両などにネジ留めでもするのでしょう。
反対側
冷却ファンとヒューズボックス、LED のインジケータランプが取り付けられています。ランプは唯一のインジケータで、充電状態を把握することができます。
ワニ口クリップ付のコードは 50cm 程度の長さです。
充電してみます
スイッチの入れた時のパチンという音と比べてもらえば分かりやすいと思いますが、正直言って結構うるさいです。
LED は速い点滅がステップ 1 、遅い点滅がステップ 2 、点灯がステップ 3 での動作を表し、トラブル時には赤で警告します。