どこでもドアホンの親機(VL-MW150K)のボタンを修理してみよう – Panasonic VL-SW150K
ドアホン親機の終了ボタンが効かなくなりました
2007年に購入したPanasonicのどこでもドアホン「VL-SW150K」の親機の終了ボタンが押しても反応しなくなりました。
そのまま放置しておけばオートオフになりますが、通話状態のまま気付かずにいると数分間とはいえ家の中の音が外に丸聞こえです。
とりあえず通話後にモニターボタンにしておけば親機のマイクは無効になりますが、壊れたまま使っているのも気分が悪いので、分解して手が出せそうなら直してみることにしました。
このVL-SWシリーズは親機のモニターサイズで3型と5型の2種類のバリエーションがあり、このSW150Kは5型のカラーモニターを搭載したもので、親機の品番は「VL-MW150K」となります。
専用の工具が必要です
このドアホンには特殊ネジが使われており専用の工具が必要です。適合するのはエンジニア製の特殊ネジ用ドライバー DTC-27という工具で、この為だけにアマゾンで購入しました。
特殊ネジとDTC-27
特殊ネジといえばトルクスなどが有名かと思いますが、こちらは頭の外周に凹みのある面白い形状のネジです。工具のDTC-27はソケット的な使い方になります。
あまりトルクが掛けられないタイプだと思いますが、汎用のドライバーでは全く合わないので精密機器のいじり止めには向いていると思います。
2つのコネクターを外します
特殊ネジを外せば親機のカバーは2つに分割できます。その時に写真右側のコネクターを外すのを忘れないようにしましょう。
左側のマイクのコネクターは後でも外せます。組立時には忘れずに2つのコネクターを接続しましょう。
基盤は普通のプラスねじ
内部は特殊ネジは使われておらず、一般的なプラスのネジが3か所くらいあります。ネジを外して丁寧に基盤を取り出します。