感震ブレーカーを取り付けてみよう – スイッチ断ボールⅢ(スイッチダンボール3)

2019年12月5日

スイッチ断ボールⅢパッケージ

通電火災を防止する為の装置です 

地震の大きな揺れで家屋の電気パーツに損傷が出たり、暖房器具の周りに可燃物が近距離に来てしまった場合、停電中は大丈夫でも電力が復帰した際に二次災害となる火災につながることが多いそうです。

この通電火災を防ぐために感震ブレーカーというものがありますが、今回はこちらのスイッチ断ボールⅢというものを試してみることにしました。

感震ブレーカー展示コーナー

感震ブレーカー展示コーナー

こちらは先日行った、緑区ふるさとまつりの消防展示ブースでデモンストレーションを行っていた感震ブレーカーコーナーです。

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ここには3種類の感震ブレーカーが展示されており、1つは実際の動作が分かるようにブレーカーに取り付けられていました。

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また、自治会での防災訓練の時に消防隊のかたから感震ブレーカーの取付を勧められており、その時から導入を検討していました。

ネットで調べてみると千葉市の場合は場所によっては無償で設置してもらえたり、自治会など団体でまとめ買いすると補助が出たりするようです。

感震ブレーカー性能表示

タイプ別感震ブレーカーなどの性能表示(簡易タイプ)

スイッチ断ボールⅢは簡易タイプの感震ブレーカーで、大きな揺れの際にブレーカーを落とすというシンプルな機能となっています。

最新のブレーカーボックスには感震ブレーカーを内蔵したものがあるそうで、強い揺れの後に数分間は避難のための照明用に電力を残し、その後電源遮断するものがあるようです。

高機能な分だけ価格も張りますし、後付けの工事が面倒ということもありますが、新築やリフォーム時であれば十分導入の選択肢に入る防災設備だと思います。

高機能タイプの感震ブレーカー

高機能タイプもあります

スイッチ断ボールⅢは重り玉の落下の荷重でブレーカーを落としますが、高機能タイプは内部のメカで制御しているようです。左側のものは上で説明した時間差の動作が実装されているようでした。

カバー付き配電盤

カバー付き配電盤には高機能タイプがお勧めです

自宅の配電盤です。昭和の古い家屋はブレーカーが剥き出しになっている配電盤が多いと思いますが、今はカバー付き配電盤が主流だと思います。

このようなタイプだとスイッチ断ボールⅢを取り付けた場合、カバーを閉めると期待した遮断動作を妨げることがあります。

高機能タイプは感震部分と動作部分がセパレートになっており、カバーを閉めた状態でも使えるものが多いです。先ほどの高機能タイプはどちらもカバー付き配電盤に対応(右側のYAMORIの製品は別ユニットが必要)しています。

スイッチ断ボールⅢの仕組み

スイッチ断ボールⅢに決めました

ちょうど誰もいないので心ゆくまで動作確認を行い、使い勝手が分かったこちらを購入することにしました。スイッチ断ボールⅢは主ブレーカーもしくは、写真の様に漏電ブレーカーにセットして使います。

パッケージ内容

ブレーカーノブにセットするキャップが5種類(1つは埋め込みブレーカー用)が入っています。重り玉の落ちる感度はリングのサイズで調節します。

重り玉は約47gありましたが、主ブレーカーのノブが硬くて重り玉を落としてもブレーカーが切れない場合は、漏電ブレーカーにセットするか重り玉に取り付ける紐を長いもの(2種類付属)にして重力をブーストさせます。

今回取り付けるブレーカー

今回取り付ける分電盤

今回感震ブレーカーを取り付けた分電盤は築50年を超える家屋です。

東日本大震災で結構ダメージを受けており、今は常時人がいるわけではないので、感震ブレーカーはこの家のためにあるといっても良いくらいです。

本体を分割して取り付けることもできます

キャップは1番小さいものを装着しました。ゆるゆるですが、別にフィットさせる必要もないと思います。

通常はブレーカーノブの下に取り付けますが、十分なスペースが無い場合は本体をハサミでカットして分割して取り付けることもできます。

取り付け完了

完成

ブレーカーの上下に分割して取り付けました。取付は両面テープで行いますので、貼り付け前にアルコールスプレーなどで十分に脱脂して、貼り付け後は半日くらい重り玉を載せずに両面テープの接着面を落ち着かせました。

水平を確認

本体のQRコード

ここをスマホなどで読み込ませると公式サイトへのリンクとなり、取扱説明書などもダウンロードできます。

本体の寿命は約10年となっていて、寿命を超えてQRコードにアクセスすると注意喚起の表示が出たりとなかなか面白い使い方をしていると思います。

長い紐

長い紐に交換

落下時のパワー向上の他に、本体を分割して取り付けたりする際にも長い紐に交換します。このパッケージは至れり尽くせりですね。

蓄光素材

蓄光仕様

本体は蓄光仕様となっており、短時間ではありますが暗所で場所を確認することができます。

数分間光ります

この様に見えます

夜間にブレーカーが落ちると本当に真っ暗になります。できれば停電時に自動で点灯する照明などを近くに設置するのが望ましいとは思いますが、この様にしっかりとブレーカーの位置を確認することができます。

夜間の感震ブレーカー作動後にすぐ復帰させたい時などに便利だと思います。

動画でご紹介

Youtubeにアップした動画で動作確認の部分からスタートします。

地震はシミュレートできないので棒をつかって重り玉を落としていますが、しっかりと電源を遮断することができました。

DIY,地震対策

Posted by 弐穀米