GENTOS HEAD WARS ジェントス ヘッドウォーズ LED ヘッドライト HW-777H
現行 HEAD WARS シリーズのフラッグシップ
先日いくつかヘッドライトを購入しましたが、追加で HW-777H を購入してみました。最初は HW-888H が一番かと思っていたのですが、どうやらこちらのモデルが現行製品ではフラッグシップのようです。
こちらのライトは HW-767H の後継品で、明るさと点灯時間がパワーアップされております。
付属品
ヘッドバンド・ラバーバンド・ヘルメットホルダーに、オリジナルポーチが付属しています。先日購入した HW-888H と同じですね。
単 3 形電池 3 本を使用します
テスト用の電池が付属しています。単三電池 3 本という仕様で、もちろんエネループにも対応です。
特徴的なデザイン
メインの LED の上にサブ LED が 3 灯というレイアウトです。サブ LED は、それぞれ赤・青・緑に光り、AT のターレットスコープを彷彿させます。ボトムズ乗りにはたまりません。
メイン LED
メインはチップタイプ白色 LED で、明るさは 200 ルーメンです。100% 〜 10% まで段階的に光量を調節するスムースディマーコントロールという機能がついています。
実用点灯時間は 100% 出力で約 12 時間と、ヘッドウォーズシリーズで最長となっており、10% 出力で約 120 時間となります。LED はすごいですね。
サブ LED (青)
3 色のサブ LED の青を点灯させてみました。小さい写真は寝室の勾配天井に向けて点灯してみたところです。サブ LED はメイン LED との排他的な点灯で約 200 時間の連続点灯が可能です。
正直サブ LED の用途があまり思いつかず、何かのチーム分けに使ったり、暗室作業で感光波長によって使い分けたりするくらいかと思いましたが、「青いライトは暗闇で血液を発見することができる」と思っていたよりヘビーなことが書いてありました。
サブ LED (緑)
緑のサブ LED は暗闇で地図を見たりなど、他に光が漏れてはいけないシチュエーションで使うらしいです。
サブ LED (赤)
赤色のサブ LED は警告灯としても使えそうですが、暗闇で瞳孔の拡張を防ぎ目に刺激を与えず、暗順応を奪わないといった特性を持っているそうです。
3 つのサブ LED のうち、赤のサブ LED だけは点灯と点滅の 2 種類の動作が選べます。点滅の時は約 400 時間の動作が可能です。
フォーカスコントロール
ワイドビームからスポットビームまで無段階に調節できます。程よい固さなので、振動でフォーカスが動いたりすることは無さそうです。
スポットビーム
照射特性は 12° で照射距離は約 121m になります。レンズの仕様なのか何か四角いですね……個人的にはもう少し絞れて、光の拡散を抑えられるといいなあと思います。
機会があれば屋外での照射距離のレポートをしてみたいと思います。
ワイドビーム
照射特性は 22° になります。距離は記載がありませんでした。
メイン LED の動作
サブ LED の時と同じく、寝室の勾配天井に向けています。前半はスムースディマーコントロールで、後半はフォーカスコントロールです。
スムースディマーコントロールはスイッチを押しっぱなしにすることで段階的に光量が落ちてきますが、10% になった後に 1 度フラッシュして 100% に戻ります。調節した光量はメモリーされ、次回点灯時に同じ明るさで点灯します。動画は 2 回繰り返しで調節しています。
後半の音はフォーカスコントロールをいじっている時の音で、馴染めば無音になるかもしれません。
後部認識灯
ヘッドウォーズシリーズに装備されている防滴仕様の後部認識灯です。基本的な仕様は一緒の様で、電池ボックスを兼ねています。動作も同じで連続点灯で 400 時間、連続点滅で 750 時間の使用が可能です。
後部認識灯とサブ LED (赤)の点滅モード
どちらも点滅モードで光らせています。どういう時に使うのでしょうかね。
ヘッドは可動式
下向きに 80° 可動します。GENTOS のヘッドライトはほとんど可動式なのですが、結構便利なんですよね。
階段を下りる時とか
下向きにして階段を下りる時とかも便利です。この季節はナメクジなど見たくないものも発見してしまいますが、踏んでしまうよりずっと良いです。
防災グッズとして懐中電灯がかなり品薄になった時も、ヘッドライトは比較的入手しやすい製品でした。両手が空くので緊急避難などはこちらの方が便利だと思います。
このヘッドライトは通勤カバンに入れて置いて、HW-888H は車か寝室につり下げておこうかと考えています。