Panasonic Super MULTI ドライブ UJ-875

2016年5月20日

Super MULTI ドライブ UJ-875

iMac の DVD ドライブの調子が悪くなりました。半年くらい前からたまに異音がしていたのですが、遂に書き込み不良エラーが続発するようになりましたので交換です。ちなみにエラーと引き替えにメディアを勢いよく飛ばす能力を得たようで、人を驚かすくらいは出来そうです。

内蔵ドライブなのでアップルに修理でもだそうと思ったのですが、ネットを見てみると代替できるドライブがあるようなので、バルク品を購入することにしました。

分解

 このタイプの iMac は本体背面を外せばドライブにアクセスできます。以前電源の修理に出したのですが、電源下部のパネルが歪んでいました。

DVD

これが DVD ドライブです。ネジをゆるめて外すだけの簡単な作業です。 

比較

左側が壊れたドライブです。ブラケットを外せば外観の違いはフロントパネルの色くらいですね。

古いドライブをよく見ないまま燃えないゴミとして出してしまいました。今となっては何が付いていたのか分かりません…… 

ネジ

古いドライブからブラケットを取り外す作業でトルクスレンチが必要になります。手持ちのドライバではサイズが合わなかったので、精密ドライバで強引に回しました。 

フロントパネル

別に取り替えなくても良いかもしれませんが、フロントパネルも交換してみました。ツメで引っかかっているので、そこを押し込んで外してあげればすぐに取り外せます。 

認識

 取り付けは取り外しの逆の手順なので、難易度はかなり低い作業です。

iMac 上ではきちんと認識されていますが、Retrospect での使用はメディアごとのカスタム設定が必要でした。 Retrospect のカスタム設定は、メディアごとに 1 枚使うので DL のものだとかなり勿体ないと思います。

DVD-RAM

このドライブは DVD-RAM も対応しているので、試しにスロットに入れてみたところ問題なく認識しました。純正品ですとファームウェアで機能を制限したりすることもあるらしいのですが、今回はバルクですのでそのような事は無さそうです。

私が持っている DVD-RAM のメディアは全てカートリッジに入っているタイプなので、このドライブで使用することは無いのですが、とりあえずやってみました。

 そういえば DVD-RAM 自体、最近は使わなくなりましたね。会社と家の間でのデータの持ち運びは USB メモリがあれば事足りますし、ハイビジョンの環境では既に使えませんので、現状の用途としては DV カメラ時代に撮影したムービーのバックアップくらいでしょうか。