EasyAcc Quad-Port USB Charger 4 ポート USB-AC アダプター
4 つのポートを持つ USB アダプター
iPhone や iPad など、USB アダプターを使って充電する機器がたくさんありますが、1 つのコンセントで 4 つの USB に給電できる EasyAcc 社の USB-AC アダプターを試してみました。
本体
前面に 4 つの USB ポートが縦に並んでいます。面取りされ丸みのある本体前面はホワイトで、背面がグレーのカラーリングになっています。
たくさんのアダプターが不要に
1 台で複数の機器を充電できるので端末ごとのアダプターが不要になり、コンセントの口が足りなくなるという事が大きく改善されます。
最大 2.1A の出力ができますので、タブレットなどの大型の端末もしっかり充電できます。
日本語の取扱説明書
この製品は海外メーカーのものになりますが、日本語だけの取扱説明書が付属しています。ポートごとに仕様が少し違いますので日本語での説明があると分かりやすいですね。
コンパクトサイズ
コンパクトなアダプターなので場所を取りません。取説では 76mm × 57mm × 29mm と記載されています。
重さ
100g を少し超えるくらいなので、持ち運びにも便利だと思います。
折りたたみ式のプラグ
背面には折りたたみ式のプラグが備わっていて、ワンタッチでプラグを起こせばそのままコンセントに差し込めます。
青い LED
AC 電源に接続すると青い LED が点灯します。
上側のコンセントも利用可能
一般的な二口のコンセントに差し込む場合、下側のコンセントを利用すれば上側のコンセントに他のプラグを挿して使う事ができます。
プラグに干渉しにくい形状
背面の上部には凹みがあるので、このようなプラグ形状でも干渉しにくいようになっています。
出力
どのポートも 5.2V ほどの出力が出ていました。
アンペア数
取説では最大 0.5A と記載されています。全てのポートに USB 機器を繋げて試してみると最大で 0.43A まで流れました。
ポートごとの出力
このアダプターはポートごとに最大アンペア数が違います。ポート 3 とポート 4 は同じ仕様なので、最大アンペア数は 3 種類あります。
最適化されたポート
アンペア数の違いの他に、各ポートには最適化された端末が設定されており、適切な組み合わせで最適な充電が行えるようになっています。
ポート 2 で iPhone 5s を充電
ポート 2 は iPhone に最適化されているポートで、iPhone 5s を接続してみると最大値の 1A に近いアンペア数が出力されています。
ポート 1 で iPad(3rd) を充電
ポート 1 は Galaxy Tab に最適化されており、iPad はポート 3 かポート 4 に接続するようになっています。
試しに iPad をポート 1 に繋いでみたところ、0.5A 未満となり、ポート 1 の最大値である 1.3A の半分以下のアンペア数になりました。
ポート 3 で iPad(3rd)を充電
こちらは iPad に最適化されているポートなので 2A 近い電流を流すことができます。このため充電もスピーディーに行えます。
ポート 3 で Kindle Fire HDX 7 を充電
最適化された機器以外ももちろん充電することが可能です。Kindle Fire HDX 7 をポート 3 に接続してみたところ、1.7A 強となりしっかり急速充電が行えています。
他のポートで試してみたところ、全てのポートで同じアンペア数が出ました。ポート 1 とポート 2 は最大アンペア数がこの数値より低いので Kindle Fire HDX 7 を繋げるときはポート 3 かポート 4 に接続するのが良いでしょう。
4A まで
4 つの USB ポートが備わっていますが、同時に充電する場合は 4A が MAX になります。超えても特にアラートは出ませんが、気を付けたいところです。
1 台あればいろいろ便利に
スマホやタブレット端末の他にもモバイルバッテリーなどを充電することが可能です。1 台あると外出先などでの充電にとても重宝すると思います。