TP-Link Tapo C325WB

Tapo C325WB

TP-Link社様からご提供いただきました

栄光と信頼のTP-Link社の屋外用防犯カメラのご紹介です。2022年3月から同社のC310というカメラをバルコニーに設置しており、今回新しいモデルを試す機会を頂きました。
こちらの機種は従来は赤外線を使った夜間撮影が、ColorPro ナイトビジョンという新しい機能になりカラーで撮影することが出来るというすごい機能がついています。

Tapo C325WB パッケージ内容

パッケージ内容

無線LANが構築されている環境であれば、他に必要なものはSDHC/SDXCカードです。商品名ではWi-Fiカメラとなっていますが、有線で接続することも可能です。その場合はネットワークケーブルも必要となります。電源となるACアダプターとネットワークケーブルは隙間ケーブルなどを利用して宅内に引込ますが、今回は無線運用なのでACアダプターを防水ケースに入れて設置することにしています。

Tapo C325WB 付属の取扱い説明書

取説

付属の取説は日本語ページもありますが、基本的にはアプリを使うので内容はそんなにありません。

Tapo C325WB 本体

本体

カメラ本体は台座部分まで一体となっている構造です。Tapoブランドのセキュリティカメラは何種類かのデザインラインナップになっていますが、C325WBはC310やC320WSと同じフォルムのカメラです。

Tapo C310とのサイズ比較

C310より少し長い

C325WB(左)はC310(右)とほとんど同じ見た目ですが、本体の長さが少し長くなっています。もちろん機能的にはかなりスペックアップしています。

F値1.0の明るいレンズ

C325WBのカメラ

F1.0の大口径レンズと、高感度な1/1.79"センサーが使用されています。パッケージに2K QHDと書いてある通り、2688×1520のピクセル数を持っています。レンズの上にカメラ、下にインジケーターランプがあり、左右は赤外線では無くスポットライトが備わっています。

本体底面のスピーカーとスロット

本体底面

メッシュの部分はスピーカーで、マイクと組み合わせることにより双方向で音声通話が可能です。ネジ留めされている蓋を開けるとリセットボタンとSDカードスロットにアクセスができます。この蓋は裏側にパッキンがついており防水性を持たせています。

512GBのSDXCカードまで対応

容量は512GBまで対応

microタイプのSDHC/SDXCカードに対応しています。512GBという大容量に対応しているので、数日くらいであれば常時録画ができそうです。今回は個人的に好きな栄光と信頼のシリコンパワー社のmicro SDXCカードを使用しました。V30やA1に対応しているのでスペック的には問題ないと思います。公式サイトによるとメモリーカードには以下の注意点があります。

※SAMSUNG Evo PlusやTOPESELのmicroSDカードとは互換性上の理由により使用はおすすめしません。使用するとカードが破損する可能性がありますのでご注意ください。

引用元:TP-Link社公式サイト商品ページ
台座のジョイント周り

台座部分

C325WBはパンやチルト機能はなく固定式の屋外セキュリティカメラとなります。角度調整はとても簡単で取付の向きはかなりの自由度があります。TP-Link社にはパンやチルト機能を持った屋外セキュリティカメラもラインナップされているので、1台で色々な方向を見たい場合はそちらのシリーズが選択肢に入るでしょう。

本体重量は228g

本体はとても軽量

台座や外装は基本的には樹脂パーツで構成されているので本体一式(カードを除く)で230g弱と非常に軽量です。設置場所への負担も少ないと思います。

壁面取り付け用のタッピングビスとアンカー

基本はネジ留め

設置は壁面へのネジ留めが基本になっており、タッピングネジとアンカーが付属しています。ネジ位置を決めるシートもあるので丁寧に作業を行えば余計な穴を開けたりずれたりすることは無いでしょう。

今回テスト設置の時はタイラップで固定しましたが、強度的には十分でした。紫外線の劣化があるのであくまで一時的な方法かとは思います。

市販の取付金具を使用

市販の取付金具を使用

自宅の壁に穴を開けると住宅保証が無くなってしまうので市販の取付金具を使用しました。アマゾンなどに数多くの取付金具がありますが、C310を取り付けた時に使った金具を今回も使用しました。もっともどのメーカーも同じ内容の商品ぽいです。

金具に取り付け

取付金具に付属のビスを使って固定しました。金具のスリットと本体にある3つのネジ穴が合わないので2本のビスで固定していますが、C310もこの方法で取り付けて1年半経っていますので強度的には全く問題ないと思います。

緩め留めとしてダブルナットにしています。ケーブルが1本出ていますが、金具の中央にある穴は通らないので横から出していますが、C325WBの台座にケーブル用のスリットがあるのでケーブルを潰すことなくカッチリ固定が可能です。

CSアンテナポールに取り付け

CSアンテナのポールに取り付け

取付金具を使ってCSアンテナのポールに取り付けました。これでカメラ本体の設置は完了です。

カメラから延びるケーブル

カメラの台座からケーブルが1本延びていて、途中から二股に分かれます。片方にACアダプターを接続し、もう片方には有線LANケーブルを繋ぎます。ACアダプターとの接続は付属のパッキンを噛ませておきます。また、無線LANで使用する場合は防水カバーの先端に付属の栓を取り付けて水が入らないようにしておきます。