遺産分割調停に行ってみよう – 1:遺産分割調停を起こされることに
夏に父が亡くなって四十九日が終わった頃に遺産相続の話となりました。母は既に鬼籍に入っているため子世代での相続となります。特に遺言などは無かったので円満に均等分配になると考えていたのですが、突然相続人の一人が遺産のほとんどを相続すると言い出しました。
遺産分割調停に必要な書類を取りに区役所に
その相続人(以下、申立人)は親の具合が悪くなってから突然実家に通い続け、今は相続の代表を自称しています。ちなみに実家の跡取りは私でお墓や仏壇は私が管理しているので、他の相続人と一緒に申立人の主張を全く相手にせず無視していたところ、しびれを切らしたらしく遺産分割調停を起こすと言ってきた次第です。
遺産分割調停には相続人全員の現在の戸籍謄本と住民票が必要になります。申立人が全員分を一人で取りに行くことも可能らしいのですが、一式送ってこいと強く要求されたので仕事を抜けて近所の区役所連絡所に行ってきました。全く以て時間とお金の無駄ですね。
追跡可能なレターパックプラスで送る
書類が届いていないと言って別のことに悪用されるのもムカつくので(申立人はそういう人間)、受取の確認ができるレターパックプラスで送りました。トータルで1,500円以上をドブに捨てることになり、このお金で息子に事典でも買った方が何倍も有益になると思うと怒りがこみ上げます。
この後、申立人側につく相続人が1名現れましたが、自分達の主張が通ると思っているのが本当に不思議です。欲深く頭が悪いということは本当に罪だと思います。
調停になった以上絶縁となりますが、もともと交流がなかったですし母の法事にも一度も来なかった両名なので関係は何も変わらないといった感じです。むしろ完膚なきまで叩きのめすことにしました。
父はこういうことを予想していなかったのかもしれませんが、蓋を開けてみれば強欲なお馬鹿さんが複数出現という事態となり、遺言を残すことは本当に大事だと痛感しました。
遺産相続は遺産争続とも言われるらしいですが、まさか自分がこうなるとは思いもしませんでした。皆様もお気を付け下さい。